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1019号 (2020年1月15日発行) |
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トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです) |
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東京モーターショー
「働くくるま大集合!」で自衛隊車両を展示 |
東京地方協力本部(本部長・岸良知樹陸将補)は10月26日・27日の2日間、東京ビッグサイト周辺で開催された「働くくるま大集合!」に参加し、広報活動を実施した。
これは2年に一度の東京モーターショーの開催に合わせ、臨海ホールディングスグループの主催により、自衛隊・消防・JAF等が防災や安全に関する車両等を展示するイベントであり、東京地本は第1普通科連隊の支援を受けて自衛隊車両を展示した。
東京モーターショーの会場と最寄駅をつなぐシンボルプロムナード公園に設置した広報ブースには多くの来場者が足を止め、展示した高機動車の荷台に乗り込んで、その広さや横向きシートの座り心地を体感したり、軽装甲機動車を間近に確認する等、普段目にすることの少ない珍しい車両の展示に興味を示し、「災害派遣で活動している車ですか」「日本製ですか」等の質問に1普連の隊員がわかりやすく回答していた。
10式戦車の射撃や空挺降下が疑似体験できるVR(バーチャルリアリティー)コーナーでは、VRゴーグルを着用した体験者が戦車の操縦席に座ったような感覚で上下左右を見回したり、ヘリコプターからの空挺降下映像を体験して思わず手足を広げる等、臨場感あふれるVR体験に夢中になっていた。制服等の試着コーナーでは子供たちがミニ制服を着て写真撮影をしたり、着用したまま偵察用オートバイに乗り自衛官気分を味わう人や陸・海・空それぞれで迷彩服のデザインや色が違うことを初めて知った人など、様々に楽しむ姿が見られた。台風19号に係る災害派遣活動の写真パネルの前では、保護者が自衛隊の活動について子供に説明していたり、「SNSで自衛隊の活動を確認しています。応援しています」「自衛官になりたいと思っている」等の若者の声も多数聞かれた。また、東京地本マスコットキャラクター「トウチ君」が登場すると多くの人に囲まれる等、イベントの終始を通じ広報ブースは大いに賑わっていた。
東京地本は今後も各種広報イベント等を通じ、一人でも多くの方に自衛隊の活動に対する理解と関心を深めていけるよう広報活動を実施していくとしている。 |
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JR駅前広場で市街地広報 |
東京地方協力本部台東出張所(所長・武下善樹3陸佐)は10月20日、JR御徒町南口駅前広場(おかちまちパンダ広場)において城東地区募集相談員連絡協議会台東支部の支援を受け、広報活動を実施した。
これは駅利用者や地域住民を中心とした幅広い年齢層に、防衛省・自衛隊の活動について理解を深めてもらうことを目的とし、台東区との調整により御徒町駅前に初めて広報ブースを設置したもので、東京都内に所在する駐屯地の紹介、自衛隊の職種や装備品のパネルを掲示し、広報官が自衛隊の概要や活動内容等を説明した。来場者の中には初めて自衛隊を間近に知る方も多く、「こんな場所で自衛隊を知れるとは思わなかった」等の声が聞かれるとともに、自衛隊が実施した災害派遣活動の写真の前では、先般の台風に係る災害派遣として部隊が活動中でもあったことから「頑張ってください」と励ましの声もあった。
また、制服の試着や中型トラックの展示コーナーには若者や家族連れが多数集まり、記念撮影を楽しむ姿が見られ、広報官が試験日程や東京地本ホームページの検索要領を記載した広報用ティッシュ等を配布しながら「知り合いで自衛隊に興味をお持ちの方や募集対象年齢の方がいましたら是非紹介してください」と呼び掛けると、自衛官候補生の受験科目や日程について詳細を確認する若者の姿も見られた。
東京地本台東出張所では今後も協力者等と連携して地域に密着した広報活動を実施し、募集業務に繋げていくとしている。 |
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