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自衛隊ニュース   979号 (2018年5月15日発行)
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祝 全国各地で自候生etc入隊式

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第120教育大隊
 北部方面混成団第120教育大隊(大隊長・横山明人2陸佐=真駒内)は、4月14日、駐屯地において、第11期一般陸曹候補生課程入隊式を挙行した。
 入隊する一般陸曹候補生(男性)358名は、北海道内はもとより、本州・四国・九州の各地から、入隊式の約2週間前に真駒内駐屯地に着隊し、教官・助教の指導の下、入隊式で必要となる敬礼、行進等の基礎動作を演練し、入隊式に臨んだ。
 入隊式は、北部方面混成団長の井上一1陸佐が立会官として立会し、真駒内駐屯地司令をはじめとする真駒内所在部隊長、北海道内各地方協力本部本部長等の列席のほか、札幌自衛隊家族会、北海道防衛議員連盟、北部方面混成団後援会、札幌地方隊友会豊平支部からの多数の来賓を迎え、行われた。
 一般陸曹候補生は、隊員家族が見守る中、辞令書の交付を受けた後、力強く宣誓を行い、陸上自衛官として歩み始めた。また、執行者である第120教育大隊長は、式辞において、「諸君らは、陸上自衛隊の中核を成し、部隊の歴史と伝統を受け継いでいく陸曹となるべく、その第一歩を踏み出した。これから先、時として失敗するだろう、しかしながら決して臆することなく、前を向いて負けずに頑張って欲しい」と述べた。
 今年度入隊する隊員から「紫紺色」を基調とした新型の制服となり、来賓等にお披露目となった。
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18普連
 第18普通科連隊(連隊長・渡邊孝太郎1陸佐=真駒内)は、4月15日に真駒内駐屯地東体育館において、「平成30年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。
 入隊式において、紫紺色の新制服に身を包んだ自衛官候補生29名は、隊員家族や来賓約60名に見守られる中、堂々と国歌を斉唱し、執行者である渡邊連隊長から辞令書を交付された。
 じ後、自衛官候補生達は、清新溌溂と申告及び宣誓を行い、記念撮影をして、入隊式は整斉と終了した。
 第18普通科連隊が担任する自衛官候補生課程教育は、7月2日まで行われ、教育隊長である室岡副連隊長を核心に、自衛官として必要な基礎的事項を習得させるとともに、これからの自衛隊人生の礎となる「同期の絆」を育成すると、決意を新たにした。
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5普連
 第5普通科連隊(連隊長・古賀博彦1陸佐=青森)は4月7日、青森駐屯地屋内訓練場において、小野寺晃彦青森市長をはじめ部内外から約70名の来賓並びに父兄の臨席のもと、「平成30年度自衛官候補生入隊式」を実施した。
 式は、国歌斉唱に続き、紫紺に映える新制服に身を包んだ自衛官候補生一人ひとりに対する任命告達が行われた後、今夢騎(こんゆいき)自衛官候補生が大きな声で申告し、引き続き米谷亨(よねやりょう)自衛官候補生を代表として全自衛官候補生とともに宣誓を行い、家族に成長した姿を披露した。
 連隊長は式辞のなかで「同期の絆を大切にせよ」「教官を信頼して教育に専念せよ」の2点を要望した。続いて、来賓を代表して小野寺市長及び對馬敦夫自衛隊家族会東北地域協議会会長が祝辞を述べ、自衛官候補生達を激励した。
 式終了後、同駐屯地隊員食堂において祝賀会食が行われ、自衛官候補生達は約1週間ぶりに再会した家族と時折り談笑する場面も見られ、和やかに食事を楽しんでいた。祝賀会食の最後に、自衛官候補生を代表して橘滉太(たちばなこうた)自衛官候補生がこれからの教育・訓練等への抱負を述べるとともに、決意を新たにしていた。
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9特連
 第9特科連隊(連隊長・野口紀幸1陸佐=八戸)教育隊は4月9日、入隊した65名の自衛官候補生に対して「武器授与式」を実施した。
 武器授与式は、約3ヶ月間の厳しい訓練を共にする個人装備である小銃を付与するため実施し、教育隊長(副連隊長・白井雅高2陸佐)の代表者に対する付与ののち、区隊長から各候補生に対して小銃が付与された。候補生は、自分に付与された小銃の番号を読上げるとともに、初めて手にする小銃の重さに自衛官として、武器を扱う者としての重責を実感した。
 これから約3ヶ月間の教育において、苦楽を共にし、共に励む相棒を得た候補生は「国民を守るため」、「自らを守るため」に必要なあらゆる知識・技能を身につけるため各種訓練に励んでいく。
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21普連
 第21普通科連隊(連隊長・荒巻謙1陸佐=秋田)は、4月8日、秋田駐屯地において、「平成30年度自衛官候補生入隊式」を実施した。
 本年度より新たに採用された制服に身を包み、初々しい姿の50名の自衛官候補生は、多数の来賓及び家族が見守る中、溌剌と国歌を斉唱した後、各区隊長からそれぞれ名前を呼ばれ、任命された。
 続いて候補生を代表し麻生柊真候補生が入隊を申告し、須藤佳介候補生が「自衛官候補生として名誉と責任を自覚し、知識及び技能の修得に励む」と力強く宣誓した。
 執行者の荒巻連隊長は式辞において、「我が国の平和と独立を守るという崇高な使命を持つ自衛官としての道を自ら志願したことに対し、大変うれしく、また心強く思う」と述べるとともに、「使命感を持て」「自らを鍛え、仲間意識を持て」の2点を要望し、「本教育の3ヶ月間において、自衛官として、立派な社会人として成長できるよう、しっかり修養してもらいたい」と激励した。
 式典終了後、各区隊毎の記念撮影においては、カメラマンの後方に多数の家族が集まり、候補生の晴れ姿を写真に収めるとともに、約一週間振りに家族と対面し笑顔で談笑する姿が見られた。
 また、その後の記念会食においては、入隊式前日までの撮影された候補生達の生活の様子をスライドで紹介しつつ食事し、各テーブルにおいて候補生たちは、家族へ近況を伝えるなど、終始和やかな雰囲気で入隊式行事が行なわれた。
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20普連
 第20普通科連隊(連隊長・直井卓1陸佐=神町)は、4月8日駐屯地体育館において、今年入隊した自衛官候補生76名(18〜26歳)の「平成30年度自衛官候補生入隊式」(執行者・連隊長直井卓1陸佐)を挙行した。
 本式典には、関係各団体からの来賓、自衛官候補生のご父兄、部内関係者を含め約300名が参列した。
 式典では、国歌斉唱に続き連隊長より「任命」が行われ、区隊長が一人一人名前を読み上げ、隊員は大きな返事をし、節度ある動作を見せた。第1区隊・前田豊自衛官候補生(米沢市出身)による「入隊申告」、引き続き第2区隊・青木悠作自衛官候補生(南陽市出身)が代表となり、「自衛官候補生たる名誉と責任を自覚し、必要な知識及び技能の修得に励むことを誓います」と自衛官候補生全員により「宣誓」が行われた。
 執行者式辞で連隊長は、来賓等に謝辞を述べるとともに、「初志貫徹」、「基本・基礎の修得」、「同期の絆を大切にせよ」の3点を要望した。また、来賓祝辞で佐藤仁喜弥山形県危機管理監が県知事祝辞を述べるとともに、間木野多加志東根市副市長並びに佐藤昇山形県自衛隊家族会会長から激励の祝辞を頂いた。
 式典終了後、隊員食堂において祝賀会食が行われ、久しぶりの家族との食事を楽しんだ。会食の中で、昨年入隊した第2中隊・後藤晴貴士長(天童市出身)が、先輩隊員として力強く激励の言葉を述べた。
 祝賀会食を盛会のうちに終えた自候生とその父兄等は、控え室等で懇談を行ったり記念撮影をするなどしてともに時間を過ごした。
 本教育は、副連隊長・鈴律雄2陸佐を教育隊長とし、約10週間にわたり自衛官として共通の基盤となる資質・識能を修得し、基礎的動作を同期とともに学んでいく。
【前田自候生コメント】
 自覚を持って行動し、これからの訓練を乗り越えながら成長していきたい。また、立派な自衛官となり親孝行をしたい。

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