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964号 (2017年10月1日発行) |
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米海軍第7艦隊司令官と会談
日米の連携強化を確認
小野寺大臣 |
9月19日、防衛省で小野寺五典防衛大臣は、横須賀海軍施設を拠点とする米海軍第7艦隊司令官フィリップ・G・ソーヤー海軍中将の表敬を受けた。ソーヤー司令官は8月に、ジョセフ・アーコイン前司令官の後任として着任したばかり。
会談冒頭、小野寺大臣は、6月と8月に発生した同艦隊所属のイージス艦衝突事故の犠牲者に対し哀悼の意を述べるとともに、BMD対応イージス艦2隻が修理に入ったことにより、北朝鮮のミサイル発射対処を含めた防衛体制に穴が空かないよう求めた。またソーヤー司令官に対して、職務遂行のための最大限の協力を約束し、「今後もマティス米国防長官と緊密に連携を保ちながら、日米関係の強化、日米韓3ヵ国の協力で抑止力を高めていきたい」と述べた。
それに対し、ソーヤー司令官は衝突事故の際に海上自衛隊と海上保安庁等の支援を受けたことに感謝の意を述べた。そして「日米同盟の基盤を強固にするため尽力したい。それは3ヶ国、2ヶ国、多国的に考えても同盟を強化していきたい」と着任にあたっての意気込みを述べた。
両者は今後も緊密に連携していくことを確認した。 |
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