北部方面警務隊(隊長・檀上正樹1陸佐)は11月4日、東千歳駐屯地において4個地区警務隊及び保安警務中隊の5個部隊が総当たりする団体戦と警棒対警棒によるトーナメント方式により、平成24年度北部方面警務隊逮捕術競技会を実施した。
開会式では、統裁官である方面警務隊長が「本大会に向け練成し培った個人の実力、そして部隊の実力を最大限発揮せよ。そして部隊の団結、規律、士気を高めよ」と訓示、出場選手を代表して前年度の優勝チームである第119地区警務隊(旭川)佐藤圭佑3陸曹が「日頃の練成訓練成果を最大限発揮します」と力強く宣誓して試合が開始された。団体戦では、第120地区警務隊(真駒内)が、個人戦では第122地区警務隊(東千歳)福村仁志3陸曹が勝利の栄光を手にした。
本大会には警務隊OBや隊員家族のほか、訓練のため東千歳駐屯地に来駐していた第2師団長をはじめ第1特科団長、小平学校副校長が観戦に訪れ、部隊の勝利のため最後まで気力・体力を尽くして戦う勇姿に惜しみない拍手と声援を送っていた。
また、大会終了後、創隊60周年を記念して千歳市内において祝賀会を実施した。
祝賀会では、創隊以来の活動記録を収録した映像放送や代表者による部隊紹介、逮捕術競技会優勝チーム監督・選手の紹介・挨拶等が行われ、隊員一同新たな歴史に向け更なる躍進を誓った。 |