ゴラン高原に派遣されてから3ヵ月が経過しました。当初は日本との気候、環境の変化に多少の不安を感じていましたが、今は自分の1つの目標であった海外派遣における任務を日々、充実感とやりがいを感じながら勤務しています。
私の所属する分遣班の主な任務は宿営地内における建物解体、警備道の整備および故障車の回収などがあります。なかでも故障車の回収は要請があったならば、すぐにでも現場へ行かなければなりません。また交通事情があまり良くないため、現場に駆け付ける際も割り込みや飛び出しなどに細心の注意を払わなくてはなりません。そんな緊張感のある任務でも、それを終えて帰って来た時、他国の軍人から「Very nice, Thank you ! J-con」と感謝されると「またいつでも呼んでくれ!」と言いたくなります。こんな時に「他国の軍人とお互い助け合い、一丸となり任務を遂行していく」というこの海外派遣の素晴らしさを実感します。
最後に、この派遣の要員に指定されてから今日まで多くの方々のご支援をいただきました。本当に感謝しています。今ここにおいて活動できるのも皆さんのご協力と家族の理解があってこそだと思います。残り約3ヵ月の任務となりますが、我々の活動が自衛隊、ひいては日本の評価となることを自覚し、任務完遂・無事帰国を果たすべく頑張ります。 |