防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2013年1月15日号
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全国地本が地域と交流を促進
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多彩な展示が好評
呉市「かわじり元気まつり」を支援
広島

 広島地本(本部長・浮田 隆1海佐)は、11月18日、呉市で行われた「2012かわじり元気まつり」を支援した。このイベントは、同まつりの「働くクルマ大集合!!」の一環として行われたもので、陸自第46普通科連隊(連隊長・松村朝生1陸佐)の支援による指揮通信車、軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイ及び野外電話機を展示するとともに広島地本の広報ブース及びミニ制服コーナーが設けられた。
 晴天に恵まれた秋空の会場には約6000名の来場者が訪れ、ステージで様々なイベントが行われる中、隣接した「働くクルマ大集合!!」のコーナーでは、各種装備品を熱心に見学し、「自衛隊の車両をこんなに近くで見たのは初めて、来て良かった」、「ミニ制服を着た孫の写真が撮れて良い記念になりました」などの感想の声が聞かれた。
 広島地本では、「このようなイベント支援を通じて、広く一般市民の方々に自衛隊への理解と認識を深めてもらいたい」と考えている。

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伝統の祭りに参加
奈良

 奈良地本(本部長・齋藤 裕事務官)は、12月17日、奈良市で行われた春日若宮おん祭のお渡り式に齋藤本部長以下10名で参加した。
 春日若宮おん祭は、春日大社の摂社、若宮神社の平安時代から続く祭礼であり、重要無形民俗文化財に指定されている。
 お渡り式は12月17日の正午に平安時代等古代の装束を身につけた第一番から第十二番に分かれた行列が奈良県庁前を出発。近鉄奈良駅前を通りJR奈良駅前から三条通りを東に通り抜け、一の鳥居の奥に設けられた若宮神の行宮であるお旅所に向かう約3?の道のりを歩いた。
 地本部員は「十番力士行司・支証」と「梅白枝 祝御幣」に分かれて参加した。
 奈良地本は、「沿道には行事を見物する多くの観光客が集まり、三条通り及び一の鳥居近くの4箇所において、各行列に参加している団体が紹介され、長い歴史と伝統ある奈良を代表する行事で自衛隊奈良地方協力本部をPRすることができた」としている。

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大学・高校の教諭等43名が参加
平成24年度第2回進路担当者等説明会
東京

 東京地本(本部長・湯浅悟郎1陸佐)募集課は、11月14日、朝霞駐屯地及び陸上自衛隊広報センターにおいて、大学、専門学校、高校、全40校43名の進路担当教諭及び就職支援担当職員の参加を得て、平成24年度第2回進路担当者等説明会を実施した。
 本説明会は、昨今の自衛隊の活動から、自分の進むべき道の一つとして自衛隊を考える学生を抱える教諭に、自衛隊の活動について理解を深めさせるとともに、学生の進路指導を行う上で必要となる自衛隊の採用制度の情報を提供し、学生の受験意欲及び入隊意欲の向上を図ることを目的としている。
 説明会においては、自衛隊の任務及び各種採用種目についての概要に続き、中央即応集団司令部報道官(大塚陽一1陸佐)より、中央即応集団の活動について説明が行われた。
 その後の部隊見学では、自衛隊体育学校においてロンドン五輪メダリスト(小原日登美1陸尉、湯元進一2陸尉、米満達弘3陸尉、清水聡3陸尉)との記念撮影及び、2日後に日本武道館で行われた自衛隊音楽まつりに参加した、全国から終結した各出演部隊による最終リハーサルの様子を見学した。
 続いて、大学・高校等を卒業後に入隊した自衛官(リクルータ)との懇談があり、現在の職務及び自衛隊に入隊しての体験談等について、参加者から積極的に質問が行われていた。
参加者のアンケートからは、「自衛官の様々な職種や職務を知ることができた」、「現職自衛官の話を聞いて学生に紹介したいと思った」等、多くの成果を確認することができた。
 東京地本は、「今後も各種説明会等を通して、学校教諭及び対象者等に自衛隊の制度について理解を深めて頂き、多くの方に志願をして頂きたい」としている。

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災害対処能力をPR
消防・防災フェスタに参加
宮崎

 宮崎地本(本部長・西谷正文1空佐)は12月2日、宮崎市消防・防災フェスタに参加した。市主催の本行事は今年で5回目となり、国交省などの関係機関が参加。約3000人の市民が来場した。会場の体験コーナーではAED応急手当法、煙体験などが実施され多くの来場者が被災状況を体験するとともに防災の重要性を体感していた。自衛隊は43普連が人命救助システムなどの装備品展示、軽装甲機動車の展示を実施。来場者から「何人くらい乗れますか?」などと質問され、隊員は分かり易く説明していた。宮崎地本は、東日本大震災災派活動パネル展示及びビデオ上映を実施した。来場者は熱心に見学、また、ミニ制服の試着コーナーでは子ども達が好みの制服を試着し、着ぐるみと一緒に嬉しそうに写真に収まっていた。

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隊員と部隊を橋渡し
予備自5日間訓練
鳥取地本

 鳥取地本(本部長・吉浦健志1陸佐)は、米子駐屯地で12月7〜11日、第3次予備自衛官招集訓練を支援した。主として出頭確認、身上把握及び訓練部隊(8普連1中隊)と予備自衛官との連絡・調整を実施した。
 今回は81名の予備自衛官が出頭し、体力検定、基本教練、野外勤務及び射撃訓練等、熱心に訓練に励んでいた。また、永年勤続として防衛大臣表彰1名、中部方面総監表彰1名及び最終任期満了1名に対し顕彰状を伝達した。訓練に参加したある予備自衛官は、「いつでも災害招集等に応じられるよう頑張っていきたい」と語っていた。
 鳥取地本は、「今後益々多くの予備自衛官が訓練に参加するよう、隊員及び訓練部隊との橋渡し役として予備自衛官の士気高揚に努めたい」としている。

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飯田で「ふれコン」&演奏指導
横音の音色に1000名が感動
長野

 長野地本(本部長・井上一1陸佐)は、12月2日に飯田文化会館で開催された、飯田防衛協会主催・海自横須賀音楽隊による「自衛隊ふれあいコンサート」を支援した。当日は今年一番の冷え込みだったにもかかわらず開場1時間以上前から来場者が会場入口に並んだため30分開場時間を早めた。コンサートは2部構成で1部は副隊長の渡邉大海1海尉、2部は隊長の内堀豊3海佐が指揮した。クリスマスに因んだ曲やテレビで馴染みのある曲が演奏されると会場は大盛り上がりだった。来場者は、演奏に魅了され、男性デュオのボーカルに聞き惚れ、時にはユーモラスな演出で大いに笑うなどし、会場には惜しみない拍手が鳴り響いた。また、終了後に出口付近で見送る音楽隊以下数名の隊員に手を振ったり、握手をしたり、隊員と写真を撮るなどして、素晴らしい演奏に感謝を伝えていた。
 飯田防衛協会は、県内5番目の防衛協会として飯田市商工会議所が中心となって今年9月に設立され、今回のコンサートは協会の初事業として開催された。初回にもかかわらず来場者が1000名以上と大盛況。今後の活動に弾みをつけた。
 また、12月1日には、会場で飯田市内の高校生に対し演奏指導を実施。飯田高校、飯田風越高校、下伊那農業高校の吹奏楽部員約60名が参加した。学生は各パートに別れ、普段の部活動とは違う雰囲気の中で隊員の話を聞き漏らさないようメモを取り真剣に学んでいた。また、他校の学生と親睦を深めながら約2時間の指導を受けた。指導を受けた学生は「プロのテクニックを詳しく教えてもらえた。今後の練習に活かしたい」と語っていた。

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小雨の中、大空へ
海自第111航空隊の支援で体験搭乗
島根

 島根地本(本部長・藤木 隆志1陸佐)は、12月1日、募集対象者等27名に対し、海上自衛隊第111航空隊の支援を受け「大型掃海ヘリMH—53E」の体験搭乗を航空自衛隊美保基地で行った。体験搭乗当日は前日から雨が予想されており、定刻より1時間半遅れの実施となったが、基地に集合した搭乗者は小雨の中、着陸するヘリコプターを写真に収めていた。搭乗に際しパイロットからフライト中の注意事項等の説明を受け、体験搭乗がスタートした。参加者のほとんどが初めての体験搭乗であり、航空機だけでなく誘導する整備員の姿や機内の搭乗員の様子にも目を輝かせていた。
 体験搭乗後、「自分の住んでいるところが思ったよりはっきり見えた」「飛行機と違って垂直に離着陸するので不思議だった。操縦が難しそうだった」などの感想を聞くことができた。また、誘導員は女性であったため自衛隊における女性の活躍を募集対象者に知ってもらうことができた。


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