新潟地本 新潟地本(本部長・深津孔1陸佐)では、名称変更に伴う表札の除幕式、のぼりの作成、電光看板の更新などが行われた。 除幕式では、本部長、副本部長、各課長、本部員の代表らが「1、2の3」の掛け声で幕に繋がった紅白のロープを引っ張り除幕した。続いて本部長から、「新潟地方連絡部創立50年の節目の年に、役割が拡大し組織名称が変更になったことは、記念すべき出来事である。これを契機に、また気持ちを引き締め、新潟地本の任務・目標達成のため一丸となって頑張ろう」との訓示があり、新たなスタートを切った。 また、名称変更を広く県民に周知させるためにのぼりを作成した。地本では、これは今まで50年間の「新潟地方連絡部」の伝統を継承しながら、更に一層任務・目標達成のためにまい進していく「決意ののぼり」であるとしている。なお、8月4日に行われた艦艇広報で、こののぼりが初披露された。 今回の名称変更について新潟地本では、「自衛隊新潟地方協力本部」を広く県民にPRするとともに、受験者の獲得に繋がればと期待を寄せている。 函館地本 函館地本(本部長・遠藤靖宏1空佐)では、本部長から全本部員に対し、「過去50年の歴史を継承するとともに、組織改編による新たな任務の付加による、より密接な地域との絆を築いていかなければならない」と訓示した。 引き続いて、乃木神社の神主による地本の表札の入魂式とお払いが行われ、全部員は心を新たに函館地本として第一歩を踏み出し、それぞれの任務に就いた。 また、8月3日には、名称変更に伴い協力諸団体が作成した「本部旗」と「歴代部長顕彰板」の披露式に協力諸団体各会長らを招待し実施した。 徳島地本 徳島地本(本部長・神宮万和1海佐)は地本本部で名称変更行事を行い、来賓に自衛隊協力団体の会長と事務局長ら6名の参加を得て新しい門出を祝った。 式典で本部長は、「新たな任務の追加により地方公共団体及び国民等とより緊密に連携することが重要となってきており、新組織が実効をあげるために、諸官の地道な頑張りと旺盛なチャレンジ精神に期待する」との訓示を行った。 来賓を代表して、隊友会の石原幸吉会長と地連OB会の勝占衛会長から、「慣れ親しんだ地連の名称が変わるのは寂しい気持ちです。新たな業務の加わった地方協力本部を引き続きサポートします」との祝辞が送られた。 その後、正面玄関で来賓、地本部員が見守る中、「自衛隊徳島地方協力本部」の看板に付け替えられ、記念すべき新たな一ページがここに開かれた。 京都地本 京都地本(本部長・小森一生1陸佐)では、まず合同庁舎前にある看板の「付け替え式」を行った後、小森本部長の執行による「編成完結式」が行われた。 完結式は本部長による「編成完結宣言」に引き続き、部員に対する訓示が行われた。訓辞では、「本日より新たな名称、そして任務が付与された。京都地方連絡部として50周年を迎えた記念すべき年に、また防衛庁・自衛隊の新たな体制がスタートするこの時期に、その組織の中に部員一同とともに任務を遂行できることを光栄に思う。今後、地方協力本部として、真に国民との架け橋となるべく本部長以下一丸となり任務を遂行していきたい」と今後の抱負を語った。