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海軍ファミリー、強い絆示す |
第9回アジア太平洋諸国海軍大学セミナー |
参加14カ国が活発に意見交換 |
<海幹校> |
日本の歴史・文化研修も |
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記念艦「三笠」と東郷平八郎元帥の銅像をバックに、14力国の海軍者関係者が記念撮影 |
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海上自衛隊幹部学校(校長・田村力海将)主催の「第9回アジア太平洋諸国海軍大学セミナー」が2月6日から10日までの5日間、東京・目黒の同校で開催された。このセミナーは、海上自衛隊の防衛交流の推進を目的として毎年実施されているもので、今回は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、日本、ニュージーランド、フィリピン、韓国、シンガポール、タイ、米国の14力国が参加した。各国からの参加者は、海軍大学などの大佐・中佐クラスの教官・研究員が主で、幹部学校職員等との間で、活発な意見交換が行われた。
参加者は6日午前に、セミナーの全般概要説明等を受けた後、海上幕僚監部で海上自衛隊の編成・任務などについてブリーフィングを受け、午後は都内の文化研修に参加して浅草寺を訪問、日本の宗教や伝統文化に触れた。翌7日、8日の両日は、「国際及び地域社会の多国間協力の進展と、各国海軍の方針、課題、展望」というテーマで研究会が実施された。全参加国からのプレゼンテーションや質疑応答に続き、災害援助、海上安全保障、海上阻止活動などの多国間協力について、熱心な討議が繰り広げられ、最後に、田村学校長から参加者に修了証が授与された。9日には、小田原・箱根方面への文化研修を実施した。参加者は小田原城や箱根関所などの研修を通じて日本の歴史と文化の一端に触れるとともに、富士山の美しい眺望を満喫した後、熱海で一泊、温泉と伝統的な和室での宿泊を楽しんだ。10日は、横須賀へ移動し、自衛艦隊司令部及び護衛艦「しらね」を研修、ブリーフィングなどを受け、海上自衛隊の部隊について理解を深めたあと、記念艦「三笠」を研修、100年前の日本海海戦に関する説明を受けた。参加者は、帝国海軍の輝かしい歴史に高い関心を示していた。
セミナー全般を通じて、活発な議論、意見交換がなされ、参加者の相互理解の促進と海上自衛隊の防衛交流推進という所期の目的が達成されるとともに各国の参加者は、海軍ファミリーの強い絆を確認し、再会を約束して帰途についた。 |
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T-1B、ラストフライト |
空自第5術科学校 |
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最終フライトのセレモニーで放水を受けるパイロットも満足そう |
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新たな道へ |
連続無事故飛行10万時間超える |
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航空自衛隊第5術科学校(小牧)に配属されているT-1B型機のラストフライト行事が3月3日、同校飛行課前エプロン地区で行われた。
午前9時、全基幹隊員が整列する中、開式の辞に続いて杉野隆久
飛行課長が双石芳則学校長に対して申告した。次いで、T-1型機4機が順次、離陸。飛行場上空でダイヤモンド隊形を組んで華麗に飛行しながら、3機は浜松基地へと向かった。1機は編隊離脱後、地上展示するため小牧基地に再び帰還、機長の楠本明彦3佐らにWAFから花束が贈られた。
今回のラストフライト行事は、5術校飛行課が3月27日付をもって整理されることに伴うもので、T-1型機も3月までで用途廃止となる。輝かしい歴史を誇る飛行課は、これまでに795名の要撃管制幹部を養成するとともに10万時間を超える連続無事故飛行時間を記録、昨年5月10日に防衛庁長宮から第1級賞状を授与されている。
また、T-1型機は、初鷹の愛称で呼ばれ、A型機とB型機があり、過去に66機生産され、パイロット訓練生が初めて乗るジェット練習機として親しまれてきた。現在は岐阜基地に1機と小牧基地の5術校に4機の計5機のみとなっている。 |
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T-1B型機とともに双石学校長をはじめ基幹隊員が一堂に
(3月3日、小牧飛行場で) |
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