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   2003年3月15日号
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陸自学校長会議開く
 陸上幕僚監部では3月7日、学校長会議を行ない、先崎一陸幕長、森勉陸幕副長、富士学校、幹部学校、体育学校はじめ陸自の教育機関校長、防大幹事、研究本部長、陸幕関係部課長等約50名が参加した。会議は、防衛庁陸幕会議室で先崎陸幕長の訓示ではじめられた。続いて、企画班長から「平成15年度教育訓練関連事業」「近接戦闘能力の強化」「初級幹部の資質強化」等についての施策説明を受け、各学校長は午後にまたがって陸幕長との個別懇談を行った(写真)。昼食後の研究会では、施設学校、化学学校両校長が教育訓練に関する研究本部と学校との連係について発表。また、教育訓練部長の司会進行で、「初級・中堅幹部のリーダーシップ向上施策」「学校教官・職員の意識改革」について活発に意見交換等が行われた。

国際士官候補生会議を開催
参加13カ国、相互理解深める
防大
「21世紀における軍隊」をテーマに
 第6回国際士官候補生会議が3月1日から9日までの間、防大で開催された。参加国は、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インドネシア、イタリア、マレーシア、フィリピン、韓国、シンガポール、タイ、イギリス、アメリカの13カ国で、テーマは「21世紀における軍隊」。会議を通じて、参加各国の士官候補生と防大生が安全保障にかかわる相互理解を深めた。

 3日には、開会行事に続いて石塚勲元航空幕僚長が基調講演。次いで翌日から「士官学校の現状と将来」「未来の指揮官としての理想像」「政軍関係」をテーマに研究会が開かれ、各国学生が互いに活発に意見交換した。

 会議終了後、陸自広報センター(朝霞)等の部隊研修や小田原城、横浜・横須賀の史跡研修なども行われ、参加各国学生は日本の現状、伝統・文化に対する理解も一層深めて帰国した。

防衛技術奨励賞を贈呈
―― 防衛弘済会 ――
14件、19名が受賞
 平成14年度防衛技術奨励賞贈呈式が3月6日、防衛庁A棟大会議室で行われた。
 この賞は、(財)防衛弘済会が主催し、技術的な発明・考案、創意工夫により自衛隊装備の能力向上に貢献のあった防衛庁職員を表彰するもので、今年度は14件、19名が受賞した。なお、昨年度までの31年間に1,380件、1,843人が表彰されている。
 午前11時、伊藤康成事務次官、古庄幸一海幕長、陸空各幕副長、青山謹也技本長、(財)防衛調達基盤整備協会の首藤新悟理事長、(財)防衛技術協会の別府信宏会長はじめ防衛庁・自衛隊の高級幹部が来賓として列席する中、主催者の夏目晴雄(財)防衛弘済会会長が受賞者一人ひとりに賞状と副賞を贈呈した。また、受賞者には、草津辰夫理事長からメダルも贈られた。
 次いで、夏目会長が挨拶の中で、ハイテク化が進む世界情勢について触れながら「我が国でも防衛技術の創意工夫が大事」と強調、受賞者の平素からの研究を称えた。伊藤事務次宮の祝辞に続いて、受賞者を代表して岡田昌彦技官が「この受賞を機に、今後ともより一層、防衛装備品の創意工夫に励みます」と挨拶し、式を終了した。

 受賞者は次のとおり

 ▽岡田昌彦技官▽松崎友美技官▽山本隆弘2陸尉▽菊地俊一1陸曹▽小林正美1陸曹▽丹下一2陸曹▽石田裕司3陸曹▽小原卓也3陸曹▽朝田直人2陸曹▽本多央2陸曹▽尾崎均事務官▽御手洗正明3海曹▽満倉正人2海曹▽羽辺昌義事務官▽雑賀大助1海曹▽三上聖事務官▽山本今朝男2空曹▽宮崎敦史3空曹▽窪田政義3空曹

創隊3周年を祝う
中業支
スポーツ活動や記念会食
 中央業務支援隊(隊長・藤井信二1佐)は3月1日、市ヶ谷駐屯地で、創隊3周年記念行事としてスポーツ活動と祝賀会食を行った。
 スポーツ活動は、隊の垣根を取り払い参画意識を向上させ尚かつ全員で楽しめる企画として、干支ごとに区分した24個チームを編成、体育館で親善ソフトバレーボール大会を開催した。
 年齢や男女の区別なく編成されたチームは、試合が進むにつれて、あちらこちらで珍プレイや好プレイが続出し、その都度応援するチームの歓声が体育館に響いた。
 試合後の祝賀会食でも、干支チームごとテーブルにつき、ビンゴゲームやソフトバレーボールの話しで盛り上がるなど記念行事の目的を十分達成し、盛会裏に行事を終了した。

HOME's English Class(防衛ホーム英語教室)
BETTER SAFE THAN SORRY
(ベター セイフ ザン ソリー)
後悔より、今の用心
 Hi!皆さん。お元気ですか。沖縄は、先々週、気温が25度を超え、春を飛び越して初夏のような陽気になりましたが、先週は気温17度前後で、曇りの日が続いております。三寒四温ではなく、南国特有の変化の激しい天候です。夏の陽射しが差し込んだり、冬の冷たい小雨が降ったりと、車の移動では、クーラーを入れたり、暖房にしたりと、体温の調整が大変です。まあ、暦の上ではもうすぐ彼岸ですよね。

 さて、今回の表現は、“Better safe than sorry"「後悔よりは、今の用心」です。後悔するよりは、今、しっかりとやるべきことをやっておけば良いという意味です。Safeは、「安全」ですが、注意する、慎重にする、危険のないという意味があり、この表現はそういう状態にしておこうという意味になります。今やるべきことは、後回しにしてはダメだということをやんわりと表現しています。

 時間は、誰にも平等に与えられているものですが、その分使いかたによって、できることに随分と個人差がでてしまいます。効率を第一に生活するのも、なんとなく味気ないし、度が過ぎれば殺伐としたものになりますが、段取りをして仕事に取り組むのは必要ですね。それにより、少しの余裕と時間が得られれば、生活もqualityが高まるのかも知れません。ちょっとした幸せ、です。

 それでは皆さん。See ya!

 <陸幕防衛部=在沖縄米海兵隊キャンプ・コートニー スワタケル>

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