防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
spacer
防衛ホーム
spacer
home
spacer
news
spacer
購読
spacer
2024年 INDEX
10月1日
9月1日 9月15日
8月1日 8月15日
7月1日 7月15日
6月1日 6月15日
5月1日 5月15日
4月1日 4月15日
3月1日 3月15日
2月1日 2月15日
1月1日 1月15日
2022年 2023年
2020年 2021年
2018年 2019年
2016年 2017年
2014年 2015年
2012年 2013年
2011年 2010年
2009年 2008年
2007年 2006年
2005年 2004年
2003年 2002年
2001年
-
スペーサー
自衛隊ニュース   1122号 (2024年5月1日発行)
-
1面 2面 3面 4面 5面 7面 11面 12面

決意

-
パリ五輪へ
「第63期特体課程」学生挑む
体育学校入校式

「メダル獲得必ず」

 「メダルの獲得数を必ず超える」ーー。今夏のパリ五輪出場を大きな目標に掲げる自衛隊体育学校第2教育課(朝霞)の第63期特別体育課程入校式が4月6日、同校の三宅記念体育館で行われた。
 入校式には七嶋剛士学校長をはじめとする体校職員、来賓・関係者、家族らが出席。
 第2教育課隷下11個班の選手が各班の監督らによって紹介された後、全152人(新規入校学生32人=うち直接入校した体育特殊技能者23人=、前年度からの継続者120人)の学生を代表して、2021年東京五輪の陸上競歩日本代表、勝木隼人2陸尉(陸上班)が七嶋学校長へ入校を申告した。
 続いて新規入校生32が登壇。学生を代表しレスリングのアジア選手権女子67キロ級優勝者、南條早映2陸曹(レスリング班)が「競技者としての自覚と支えて下さる方々への感謝の気持ちを持って日々精進します」とあいさつした。
 パリ五輪出場を確実にしている佐藤大宗2海曹(近代五種班)は、新規学生に対し「諸先輩方がオリンピックで獲得した25個のメダルの数を必ず超えたい。11個班の競技は違うが目標は同じ。挑戦しましょう」と激励の言葉を送った。

6人が内定・確実

 体校は、1964年東京五輪から21年東京五輪までの五輪11大会で合わせて25個のメダルを獲得。
 これまでに新添左季2陸尉(柔道班、女子70キロ級)、高谷大地2陸尉(レスリング班、フリースタイル74キロ級)、蝦名愛梨2陸曹(水泳班、オープンウオーター10キロ)の3人のパリ五輪出場が内定。
 また佐藤2曹(近代五種班)と内田美咲3陸曹(同)、梶木真凜3陸曹(女子ラグビー班、女子7人制)の3人が出場を確実にしている。

-
「自信と誇りを」学校長式辞胸に
高工校入校式
 陸上自衛隊高等工科学校(学校長・篠村和也陸将補=武山)は4月7日、松本尚防衛大臣政務官の立会、上田和幹陸上幕僚副長の臨席の下、第70期生(356名)の入校式を挙行した。
 新入生は全国各地から期待と不安とともに武山の地に集い、家族や来賓に見守られる中、入校式に臨んだ。着校からわずか1週間で堂々たる姿となった我が子の姿に、多くの保護者が涙を流す様子も見受けられた。
 式は国歌斉唱に続き、任命・申告・宣誓と進んだ。宣誓では新入生代表の澤出大亮生徒(北海道出身)の力強く、頼もしい声が響き渡った。
 学校長式辞では『本校で修学すること、及び3年後、陸上自衛官として任官するための自信と誇りを身につけられるよう日々励むこと(「自信と誇り」)』、『明るく朗らかで質素・誠実を旨とし、強く・逞しく健やかな心身を身につけ、科学的かつ論理的思考に基づき行動すること(「校風の具現」)』の2点を要望し、新入生の心に深く刻み込まれた。
 松本政務官からは「高い志をもって学業、クラブ活動、訓練に打ち込み生活を充実させてほしい」、「3年間を通じ、自衛官としての基礎を身につけてもらいたい」との激励の言葉が送られた。
 その後、学校グラウンドにおいて在校生による歓迎パレード及び本校出身者の操縦による祝賀飛行が披露され、晴れの門出に花を添えた。

潜水艦「たいげい」乗艦記
将来型開発に資する任務
 海上自衛隊の最新鋭潜水艦「たいげい」の艦内が報道陣に公開された。
 「たいげい」(基準排水量約3千トン、全長84、最大幅9・1、深さ10・4各メートル)は潜水艦隊第11潜水隊(横須賀)に所属。前級「そうりゅう」型の発展型として建造され2022年3月に就役した。最新鋭艦だが、さらに将来潜水艦の開発・建造に資するため「試験潜水艦」の "任務" を付与されている。
 十数人の報道記者が2グループに分かれ艦長・前田2海佐、副長・三輪3海佐に案内され横須賀基地の長浦岸壁に停泊した「たいげい」に乗り込む。
 アクティブソナーへの反射音を小さくするために船体の大部分に吸音タイルが張られ、艦上は硬質のゴムの上を歩いているような感触がある。
 滑り落ちないよう注意しながら垂直のラッタル(はしご)を伝って下りる。艦内は想像していたほど狭くはない。
 機械室、電動機室、さらに艦の全ての操作を担う中枢部の発令所へ案内され、同所で魚雷による敵艦への襲撃訓練の様子が展示された。
 発令所に緊張感が張り詰める。3交代制勤務から約70人の隊員の総員配置に移行。「(総員)配置につけ」、さらに「魚雷戦用意」が伝えられる。
 攻撃の判断を下す重要な責務を担うため「目標の識別が非常に重要」と語る前田艦長が6門ある魚雷管から1本を撃つ攻撃方針を下達。発射された魚雷はモニター上で刻一刻と敵艦に迫り、目標に命中した。
 艦から下り、艦の横で乗員たちを撮影した。精かんな顔立ちと敬礼から「この国の海は俺たちが守る」という声なき声を聞いた。

Home
(ヘルプ)
-
shop
-
マスク
-
日本の機甲100年
通販部
10
Copyright (C) 2001-2024 Boueihome Shinbun Inc