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   2007年1月15日号
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新年の抱負
国分駐屯地業務隊 1曹 橋口 強
 早いもので、今年で4回目の年男を迎えることになりました。
 今まで、年男なんて気にもしたことありませんでしたが、改めて考えますと1回目は、小学校6年生で何も気にすることがなかった時代。
 2回目は、初級陸曹として、北海道で訓練・娯楽に苦楽を過ごした時代。3回目は、結婚し家庭の大黒柱として、良き夫、父親、部隊においても中級陸曹として部隊の中核として訓練・服務に充実した時代。
 そして今回は、4回目の年男を迎えました。
 現在、補給科糧食班人員集計係として、駐屯地の喫食者の集計、食品の発注業務、多忙の中、充実した日々を過ごしています。
 今年の目標は「任務の遂行」「体力の錬成」「調理師免許習得」の3点を掲げ自ら基本・基礎を見直し日々の業務に対応し、人員集計係として駐屯地所在部隊等との係陸曹と連携を密にして糧食班として、最大のサービスができるように頑張ります。
 体力の錬成も年齢に応じた体力を錬成し「一日一汗」を目標にし、健康管理を十分にして即応時に対処できる体作りをしたいと思います。
新年の抱負
3後支連2整大 3曹 永田 憲史
 自分の新年の抱負は2点あります。
 第一は、仕事の出来る陸曹になる事です。昨年は、生徒課程を卒業し、部隊に配属されたばかりという事もあり、右も左も分からなく小隊陸曹から指示された事ばかりをやっているという感じでした。しかし今年は、仕事も少しずつ分かってきたし、部隊の雰囲気にも慣れてきたので、指示された事ばかりをやるのではなく、指示される前に、自分で次に何をやれば良いのかを考え、行動に移せるようにしていきたいです。
 第二は体力の向上です。20歳の3等陸曹ということで、体力だけは負けたくありません。年上の陸士に示しがつくように、日々体力の向上に努めて行きたいです。
 この2点を常に意識して自分の目標である、仕事も出来、体力もある自衛官に少しでも近づけるよう頑張っていきたいです。
新年の抱負
37普連2中 1士 花田 和也
 社会人として初めて迎える新年。1年前の自分からは想像できないくらい成長できたと思います。
 高校時代は「明日、何をしようかな」など近い未来しか考えることができませんでした。しかし今では、「陸曹になろう」という漠然とした目標ではありますが、5年後、10年後の未来を考える事が出来るようになりました。
 新年の目標は、自分から新しい事に挑戦する事です。なぜこの目標を立てたかというと、まだまだ社会人として、自衛官として、あまりにも知識が少ないと感じたからです。今のうちに多くの事を自分のものにし、1年後、先輩に成る時、目標とされる人になりたいと思うからです。
 同期は大勢いますが、その中でも目立ち、早く先輩方に認めてもらえるよう努力します。

『防衛省』発進を祝う
“国防省"でよかった
カメラマン 宮嶋 茂樹
 おめでたい事だろうが嬉しさ半分、くやしさ半分という気持ちだ。防衛省ではなく国防省にしてほしかった。今回の庁から省への昇格は外国との基準に合わせるのが目的でもあったのだから自衛官の階級の呼び方もふくめて一気に国防省でもよかったのではないか。
 英語ではAgencyがMinistryになったから海外でカメラの仕事をするときには多少肩身は広くなると思う。海外任務が多くなりこれから外務省とのせめぎ合いが表面化するのではないだろうか。
自衛隊を“国防軍"に
俳優 藤岡 弘
 数年前にゴラン高原やタケオで活躍される自衛官の方々を激励に行かしてもらいました。以来お付き合いをさせていただいていますが、今回の防衛省昇格をこの人たちは大変喜んでおられることでしょう。
 国防というものはネットで出来るものではなく、ましてやバーチャルの世界でもありません、彼らがイラク、クエートなども含めて海外で活動してきた事実や現状を日本にもち帰り自衛官だけでなく国民に知ってもらう事が必要です。
 最近になって現実的危機を感じ、国民も国を守ることにやっと気づきはじめた。この機会に自衛隊も国防軍に改称して1尉2尉3尉も大中小尉にしたい、現在の名称では国民も迷うし世界では分からない、隊員の士気も上がるのではないでしょうか。
 今の世界では数秒数分で国を失うこともある、これに対応できる事になったのは時宜を得たものと思います。
皆様のご活躍を切望
ブリキのおもちゃ博物館 館長  北原 照久
 防衛省昇格 おめでとうございます。
 間もなく「ちょっといい漢字」と題して出版を予定しています。漢字の成り立ちや一文字の持つ意味を掘り下げていくと、現代の私たちに大切なメッセージを送ってくれていることに気付きます。その中から「士」を紹介します。「士」という漢字には、ぜい肉を極限までそぎ落とし、前後左右にぶれず、凛として立つ達人の趣があると思います。「義士」はひたすら正義を守り貫く、忠義な人のこと。「武士」は武士道ひとすじに生き、死と隣り合わせの生を凛として生きた人。「士」の字源はまさかりの刃を下にし、棒を真っ直ぐに立てた象形で「士」の人でなければ、たちまち切れ味鋭い刃で命を断ち切られるであろうという意味なのです。
 皆様のご活躍を切望しつつ、「士」を支える「心」が「志」だということも付け加えておきます。
隊員の士気があがる
オヨネーズ 長田 あつし
 防衛省、おめでとうございます。もっと早くならないものかと思っていましたが本当によかったですね。これで隊員さんの士気もあがるでしょう。経済ばかりの国際貢献ではなく、これで自衛官の皆さんも大手を振って海外にもいけますし、海外の評価も高くなると思います。自衛隊の出動というと災害ばかりが注目されますが、国防にも国民の関心が向いてくるでしょう。
 オヨネーズでは「麦畑」からはじまって今は「麦踏み」を歌っています。自国で食べる物は自国で作るのが基本です、自分の国も自分の手で守るのは世界の常識です。
 父は満州で戦病死しました、もちろん先のような戦争はいけませんが、無法のミサイル攻撃やテロには敢然と立ち上がるのは当然です。(元殿さまキングのリーダー)

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