中部方面航空隊(隊長・加賀澤俊樹1陸佐=八尾)は、全国の部隊に先駆けて八尾駐屯地に配備された新多用途ヘリコプター「UH2」の紹介行事を4月19日に八尾駐屯地(大阪府八尾市)で行った。
新多用途ヘリコプター「UH2(通称ハヤブサ)」の概要
本機は、民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームに、陸上自衛隊向け仕様を織り込んだ機体であり、防衛警備、災害派遣任務などあらゆる場面において活躍することが期待されている。本機は、陸上自衛隊が保有する航空機の中で最大機数を占めるUH1の後継機であり、次世代の陸上航空の主力となる。
本行事において小林弘樹中部方面総監は、他方面隊に先駆けて中部方面隊に配備された事を踏まえ、中部方面航空隊の隊員へ「航空操縦士及び航空機整備員の養成を、引き続き推進する」旨示すとともに「航空安全確保の最後は隊員一人一人の意識にあり、決して慢心することなく練度向上に励むこと」を要望し締めくくった。中部方面航空隊は、引き続き、本機の戦力化を推進していく。
中部方面隊は、「引き続き、2府19県の皆様の信頼と期待に応えるため、より強靭な中部方面隊となるよう隊務に邁進していく所存です。これからも皆様からのご支援、ご協力をよろしくお願いします」としている。 |