東京地方協力本部西東京地域事務所(所長・鈴木2陸尉)は9月16日、西東京市立保谷第二小学校で開催された防災訓練「あんぜんの日」に参加し、学校からの依頼により、防災体験学習の一部を担当した。
「あんぜんの日」は昨年に引き続き2回目の訓練で、「小学生も地域のチカラ」をテーマに、避難所開設訓練と防災体験学習を並行して実施し、児童自らが保護者や地域住民とともに避難所を開設運営するもの。
参加者たちに小学生なら誰でも簡単に実施できる「簡易寝袋」、応急担架」の作成を体験させ、その体験から学んでもらうとともに、災害派遣で使用する個人装具(背嚢、携帯ショベル、水筒)も展示し、災害派遣へ参加した隊員の経験談も伝えた。
参加者からは、「家にある物で簡単に作成でき、家でも出来そう」、「楽しく学ぶことが出来た」、「自衛隊の災害派遣のお話を聞けて災害に対する備えが重要だと感じた」などの意見をもらった。
最後に鈴木所長が自助、共助の重要性を認識して自らの命や安全を守り災害に対応してもらいたい、と参加者に伝えた。
西東京地域事務所は、今後もこのような機会を通して自衛隊の活動を伝え、地域住民の安心安全に寄与していく。 |