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1108号 (2023年10月1日発行) |
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防生協 令和5年度通常総代会
創立60周年
ニーズの変化に対応したサービスを提供 |
防衛省職員生活協同組合(武藤義哉理事長、以降「防生協」)は9月20日、ホテルグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)の「瑠璃の間」において、全国陸海空自衛隊および機関等の総代113名の出席(書面・委任状を含む)のもと、「令和5年度通常総代会」を開催した。
審議に先立ち、武藤理事長はテレビドラマ「坂の上の雲」のナレーションを紹介し、近代国家へと歩み始めた明治維新後の日本に、今年創立60周年を迎えた「防生協」の設立当時をなぞらえて、その熱い想いの通じるところを説明。そして「時代のニーズの変化に対応しなければならない」とし、防生協が理想とするものを雲に例え「雲を目指して一生懸命坂を上っていきたい」と挨拶を行った。
続いて角本武司総代(陸上自衛隊中央業務支援隊総務部長)を議長に選出、亀山慎二専務理事の丁寧な説明により次の7つの議案について審議が始まった。
(1)「令和4年度防衛省職員生活協同組合事業報告書及び附属明細書承認の件」(2)「令和4年度貸借対照表、損益計算書及び附属明細書報告並びに令和4年度剰余金処分案承認の件」(3)「令和5年度事業計画案承認の件」(4)「令和5年度予算案承認の件」(5)「防衛省職員生活協同組合生命共済事業規約の一部改正案承認の件」(6)「役員の任期満了等に伴う新役員選任の件」(7)「役員報酬等案承認の件」
議案は全て議決され総代会は滞りなく閉会となった。
今年3月に創立60周年を迎えた「防生協」。7月にはロゴを刷新、小手指(埼玉県所沢市)のコールセンターを本格稼働させた。そして来年7月には50歳代で退官後も60歳を迎える迄は現役時代とほぼ同じ生命・医療の保障が受けられるという新サービス「延長プラン60」の開始を控える等、ニーズの変化にも対応。「助け合いの組織」という理念のもと、営利目的ではないからできるコストパフォーマンスの高い共済を提供する「防生協」が、今後もより多くの隊員やその家族等に浸透することを願って止まない。 |
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