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1065号 (2021年12月15日発行) |
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機略縦横(30)
西部方面隊最先任上級曹長 准陸尉 木山博樹 |
「意識改革」
入隊して30年を超え、幾度となく隊員育成に関わる機会がありました。その中で度々「意識改革」という言葉が使われていましたが、そもそも他人に人の意識を変えられるのかという疑問がありました。
隊員は育つ環境、特に周囲の隊員の影響を大きく受けます。職場の雰囲気は部隊の隊風であり、良くも悪くも部隊の隊員たちが醸成してきたものです。
それを踏まえて、隊員の意識を変えるには、我々准曹士の最上位職である最先任上級曹長等が隊員達の先頭に立ち、各階級層のリーダーを育成し、そのリーダーが後輩を育成していく土台作りが必要だと考えています。この育成に終わりはなく、世代が変わっても目指す所は変わりません。良きリーダーの善導と感化により隊員自身の言動に変化が生じた時に初めて、当該隊員の意識改革ができたのだと考えます。
西部方面隊の隊員の繋がりが「縁尋機妙」「多逢聖因」となるよう隊員と共に努力していきます。 |
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Kizuna運動
〜ハートフルメッセージ〜 |
明治安田生命保険相互会社は、「お客さまとの絆」を深めるために、日頃よりお世話になっているお客様に、メンバー約40名で作成した手書きのメッセージを届ける活動をしている。
これは、同社が啓蒙している「Kizuna運動」に基づくもので、従業員の主体性を原動力とする所属単位の小集団活動により、企業風土・ブランド創造活動を行うというもの。
今回、11月10日に防衛医科大学校で、11月12日には自衛隊中央病院で贈呈式を行なった。
受け取った福島病院長は「医療従事者の励みになり、ありがたい」と感謝を述べている。 |
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