神奈川地方協力本部市ヶ尾募集案内所(所長・内山2空尉)は、9月13日及び9月16日の2日間、同事務所において航空学生対象者に対しリモートによる説明会を行なった。コロナ禍の現状を鑑み、密を避けるため2日間に分けて開催した説明会には、パイロットを志す7名が参加した。
今回の説明会の講師は、海上自衛隊C-130Rパイロットで厚木募集案内所の所長である石井3海佐にご協力を頂き、厚木募集案内所と市ヶ尾募集案内所をリモートでつないで開催した。画面に石井3海佐が現われると、参加者から歓声があがった。始めにお互いの自己紹介をしたり、航空部隊での長年の経験を踏まえ勤務内容や訓練経験を紹介したりとコミュニケーションを図りながら説明会がスタートした。また、海上自衛隊のパイロットを選択した動機についても話があり、参加者から積極的に質問が飛んでいた。
次に航空機の仕組みについて解説が始まると、和んでいた空気が一変し、参加者たちは真剣な眼差しへと変わった。「航空機の操縦イメージが具体的に想像できました」や「説明が分かり易く、とても有意義な時間でした」と嬉しい感想があった。
市ヶ尾募集案内所は「リモートでの開催であったが、現役パイロットと交流できる機会は、パイロットになりたいというモチベーションアップにもつながった。引き続き、参加者たちをフォローし、一人でも多く入隊へ導いていきたい」としている。 |