防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1044号 (2021年2月1日発行)
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1面 2面 3面 4面 5面 9面 10面 11面

祝 新成人
晴れの舞台で決意を新たに
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北千歳
 北千歳駐屯地(司令・大場剛陸将補)は、1月13日、北千歳駐屯地体育館において「令和2年度北千歳駐屯地成人行事」を挙行した。
 成人行事は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止処置を実施しつつ、駐屯地各部隊長が見守る中、28名が晴れの舞台に臨んだ。
 司令より「自らの役割を果たす」「仲間を大切にする」の2つの言葉を贈られると新成人たちは普段より一層緊張したまなざしで気持ちを新たにした。
 引き続き、新成人を代表して第71戦車連隊大石3陸曹は「支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、新成人として、強く、優しく、逞しく生きていくこと」を力強く決意した。
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弘前
 弘前駐屯地(司令・木原邦洋1陸佐)は1月8日、駐屯地において令和3年弘前駐屯地成人式を実施した。今年は駐屯地所在部隊の隊員60人が成人を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く52人が出席した。
 式は、新型コロナウイルス感染拡大防止により来賓の出席や声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策が講じられた。なお、来賓予定であった櫻田宏弘前市長からは、ビデオメッセージにより新成人への感謝と激励の言葉が贈られた。
 式において木原司令は「成人おめでとう。成人となることを機にますます輝いていくことを願う」と訓示。また、新成人を代表して第3普通科直接支援中隊の小松伸一朗3陸曹が決意表明を実施。「より一層自分を律し、市民の一人として、自衛官として貢献したい」と力強く述べた。
 午後、新成人者は座禅を実施するため弘前市内の寺院(盛雲院)に移動。20歳という人生の節目を迎え、自身の責任と義務を醸成する記念すべき日となった。
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仙台
 仙台駐屯地(司令・腰塚浩貴陸将補)では1月13日、仙台駐屯地成人祝賀等行事が行われた。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、御来賓や新成人のご家族は参列せず、新成人及び部隊長のみの成人式となった。
 駐屯地司令から「新成人となる26名の諸官、おめでとう。大人としての新しいスタートを切った諸官に対し、心から祝福を贈りたいと思う。諸官は、我が国を取り巻く状況が厳しさを増す中、国家防衛という崇高な使命を担う自衛官として成人の日を迎えたわけだが、そのことを誇りに思うとともに、自らが担う責任の重さをしっかりと噛みしめてほしいと思う」と式辞が述べられた。これに対し新成人を代表し、東北方面後方支援隊の山本賢太朗3陸曹が、「これからは、国民の生命と財産を守る自衛官として自信と誇りをもって成長し、自覚をもって任務にあたることを誓います」と答辞を述べた。
 記念品として、新成人隊員自らが、抱負・目標を入れた世界に1つだけの盃が手渡された。
 新成人隊員の希望に満ち溢れた、堂々とした姿が印象的な成人式となった。 仙台駐屯地(司令・腰塚浩貴陸将補)では1月13日、仙台駐屯地成人祝賀等行事が行われた。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、御来賓や新成人のご家族は参列せず、新成人及び部隊長のみの成人式となった。
 駐屯地司令から「新成人となる26名の諸官、おめでとう。大人としての新しいスタートを切った諸官に対し、心から祝福を贈りたいと思う。諸官は、我が国を取り巻く状況が厳しさを増す中、国家防衛という崇高な使命を担う自衛官として成人の日を迎えたわけだが、そのことを誇りに思うとともに、自らが担う責任の重さをしっかりと噛みしめてほしいと思う」と式辞が述べられた。これに対し新成人を代表し、東北方面後方支援隊の山本賢太朗3陸曹が、「これからは、国民の生命と財産を守る自衛官として自信と誇りをもって成長し、自覚をもって任務にあたることを誓います」と答辞を述べた。
 記念品として、新成人隊員自らが、抱負・目標を入れた世界に1つだけの盃が手渡された。
 新成人隊員の希望に満ち溢れた、堂々とした姿が印象的な成人式となった。
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金沢
 金沢駐屯地(司令・根本 勉1陸佐)は1月18日、「令和2年度金沢駐屯地成人行事」を実施し、新成人となった59名の隊員の門出を駐屯地全体で祝った。
 成人行事は、新型コロナウイルス感染症対策のため、参加人数を制限して挙行した。式では根本駐屯地司令が「今まで支えてくれた御家族や恩師、地域住民の方々への感謝を忘れず、活躍してほしい」と式辞を述べた後、新成人を代表して第2中隊の坂田大樹(さかたたいき)陸士長が「目標に向かって努力し、自分自身を磨き上げていきたい」と決意を表明した。その後新成人一人一人が壇上に上がり、二十歳の抱負を発表して、人生の新たな門出に誓いを立てた。
 成人式後に実施した地元メディアのインタビューに応じた本部管理中隊の郷原 滉大(ごうはらこうた)陸士長は「3年前の大雪での自衛隊の活動をテレビで見て、自衛官として地域住民の助けになりたいと思っていました。今回の災害派遣は気温が低い中での活動でとても大変でしたが、参加できて光栄であり、今後も地域の方々に信頼される自衛官になりたい」と語り、その記事が地元メディアで大きく報じられた。
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名寄
 名寄駐屯地(司令・山崎潤1陸佐)は、1月12日、新たに成人を迎えた64名の隊員に対して、新成人を祝福するとともに、隊員相互の団結の強化及び士気の高揚を図ることを目的として「令和3年名寄駐屯地新成人者激励行事」を実施した。
 本行事は、駐屯地曹友会が激励行事として「雪上3本綱引き大会」を企画し、隊員達は、互いに力強く綱を引き合い、大会は、大きな盛り上がりを見せ、第2偵察隊が見事優勝を果たした。
 駐屯地司令は「名寄駐屯地隊風である明朗溌剌・不撓不屈を胸に刻み、活力のある健全で信頼される駐屯地の一隊員として、それぞれの部隊で鋭意努力してもらいたい」と激励の言葉を述べた。
 新成人を代表し、三橋3陸曹(第2偵察隊)が「これからは、新成人として、そして社会人としての確固たる自覚を持ち、自衛官として、その職務を全うできるように鋭意努力していきます」と謝辞を述べ、新成人としての決意を誓った。
 最後に記念撮影を行い、名寄駐屯地は、大きな一歩を踏み出した新成人の新たな門出を祝福した。
 駐屯地業務隊(隊長・兼利純作2陸佐)は、1月14日、名寄・稚内・礼文の勤務者と毎週、リモートで実施している隊ミーティングに先立ち、業務隊唯一の新成人者である舟木奈実事務官(稚内管理班保険・貸付係=写真)に対して隊長による激励が行われ、また、本人が新成人としての抱負を述べた。舟木事務官は、平成31年4月から稚内分屯基地の厚生班で厚生・共済業務を担当しており、「基地には陸・海・空3つの自衛隊が所在し、3色・3種類の制服、作業服の自衛官の方々と関わることは、とても新鮮で、貴重な経験を積むことが出来る」と本人は語る。
 隊長は「コロナ禍のため、全員で祝福することが出来ず申し訳ないが、『社会の一員であること、時代を築き上げる一員であること』を自覚し、行動してもらいたい」と激励した。また、船木事務官は「これまで沢山の方々に支えられ、助けて頂いたので、感謝の気持ちを忘れず、少しでも恩返しができたらと思っています。これからは、いつまでも初心を忘れず、今まで以上に頑張って行きたいと思います」と力強く新成人としての抱負を述べた。
 最後に名寄駐屯地業務隊は、新成人者の今後の活躍を祈念し、大きな拍手で新成人者を祝福した。
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岩手
 岩手駐屯地(司令・香川賢士1陸佐)は1月13日及び14日、企画していた駐屯地成人行事の代わりにささやかなセレモニーを実施した。
 司令から成人者に対するお祝いと激励の言葉、頂いた祝電を披露するとともに、成人者の代表数人が決意表明を行い、「陸曹候補生試験に合格し、絶対に陸曹になります!」など元気一杯に決意を述べた。
 この他にも初めて経験するという成人者が多いなか、緊張しながらも成人者として自覚を持ち、自衛官として、社会人として社会に貢献していけるよう決意を新たに20歳の献血を実施した。また、10年後の自分宛てにそれぞれの想いを込めた手紙をタイムカプセルに残した。
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八戸
 八戸駐屯地(司令・松坂仁志1陸佐)は、1月14日、駐屯地体育館において令和2年度駐屯地成人式を実施した。
 今年の新成人は59名で、八戸市長をはじめ、多くのご来賓や駐屯地各部隊長が参列して執り行われた。式典では、新成人者が緊張した面持ちで整列し、駐屯地司令は「これからの自衛隊、わが国を支えるのは情熱に溢れる君たち新成人です。この意義ある節目の日に、自衛官として、また、社会人としての責任を全うし、任務達成に邁進することを期待します」と式辞を述べた。その後、小林眞八戸市長が「自衛隊員であることに誇りを持ち、先輩隊員のような国民に尊敬される立派な自衛官になっていただくよう、現在、コロナ禍という大変困難な状況ではありますが、日頃の訓練に精励され、更なる能力の向上に努めていただきたいと思います」、続いて坂本美洋八戸駐屯地後援会会長が「国民の安心と安全を守る自衛隊を支援するため、今後も八戸駐屯地後援会として八戸駐屯地の活動を支援していきます。今後の活躍を祈念します」と祝辞を述べた。
 続いて新成人を代表して、第9後方支援連隊の平井陸士長が、「これまでお世話になった暖かい方々と日本の平和を守るために、学ぶ心を忘れずに日々努力を重ね、自衛官として、人として、強く、優しく、美しく生きていくことを誓います」と誓いの言葉を述べた。式の最後には八戸陣太鼓部が祝い太鼓を演奏し、人生の新たな門出を祝った。
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勝田
 勝田駐屯地(司令・山崎義浩陸将補)は、1月14日、駐屯地成人行事を実施し、新成人31名の門出を祝福した。
 行事において、駐屯地司令は新成人に対し「天は自ら助くる者を助く」と、自分自身で努力するものには天が助け幸福をもたらすという言葉を贈り人生を切り開いてゆく新成人を激励した。また、勝田駐屯地及びひたちなか市からの記念品の贈呈を行った。
 成人代表謝辞については、施設教導隊水際障害中隊の真野士長が、新成人代表として謝辞をあらわした。その中に芸人のカズレーザーさんの言葉「皆が一滴の汗を流せば誰かが流す涙が一滴減ります」を紹介し、一社会人及び自衛官としての使命を一層自覚するとともに、両親、諸先輩方に日頃の感謝の言葉を述べた。最後に新成人一人一人が成人の抱負を色紙に漢字で力強く表現し発表した。
 各成人隊員は、自衛官としてまた一社会人としての自覚と抱負を胸に大人の一歩を踏みだした。
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都城
 都城駐屯地(司令・中尾圭1陸佐)は1月8日、駐屯地体育館において成人行事を行い、49名の新成人が誕生した。
 司令は祝辞で「これまで支えてくれた家族や先輩への感謝の気持ちを忘れず、自覚ある行動、責任ある行動をお願いする」と述べ、その後、隊員の見守る中、ステージ上で新成人者は決意表明し「中隊、小隊のため、頑張ります」「彼女をつくります」「成人者として、自衛官として責任と自覚を持ち、感謝の気持ちを忘れず精進します」などと述べ、隊員から称賛の声や笑い声が飛び交っていた。
 引き続き、駐屯地隊員食堂では、第1中隊・新里陸士長が成人者を代表してお礼の言葉を述べ、所属する中隊長等と終始穏やかな雰囲気で会食し、駐屯地記念碑横においては成人を祝う記念植樹を行い、桜の木に自らの成長を念じ大地に根付くよう心を込めて土を入れ、一連の行事を終了した。
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松本
 松本駐屯地(司令・伊藤裕一1陸佐)は1月15日、成人式を実施し、令和2年度に新成人となる46名が参加した。
 新成人は、伊藤司令から「目的意識を持ち、人から信頼され、感謝の気持ちを忘れない自衛官になって欲しい」と祝辞を受けると、代表者の本部管理中隊の中島士長は「立派な社会人となれるよう努力して参ります」と謝辞を述べた。
 式典終了後、駐屯地隊員が見守る中、新成人一人ひとりが、「レンジャー隊員になりたい」、「航空学生になってパイロットを目指す」とそれぞれ決意を表明。続いて、隊舎の屋上から思いをのせた紙飛行機を一斉に飛ばし、その飛行時間を競った。
 今年の成人式は新型コロナウイルスの影響により、一部縮小して行われたが、46名は駐屯地隊員に祝福され、成人としての第一歩を踏み出した。
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健軍
 健軍駐屯地(司令・橋爪良友陸将補)は、1月12日、駐屯地の新成人約50名の成人式を駐屯地体育館において実施した。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本行事を縮小し部内者のみの参加による行事として執り行った。
 新成人に対し、橋爪司令は「人に信頼される人になれ」と「目標を定めチャレンジせよ」をお祝いの言葉として送った。新成人代表として西部方面システム通信群の中村3陸曹は「社会人として、また自衛官として、自分の目標をしっかりと確立し、その目標に向かって日々精進し、国民を守る立派な自衛官を目指して頑張ります」と代表の挨拶を述べた。また、式終了後は西部方面音楽隊による祝賀演奏を実施し新成人を激励した。
 今回は、ご家族が参加出来なかったため、駐屯地司令名で全ての成人のご家族宛てに書簡を出した。そこには、司令からのご家族への挨拶状、新成人者がご家族に宛てた手紙及び成人式に撮影した司令と新成人1人1人とのスナップ写真(ポーズは成人者リクエスト)を同封した。
 駐屯地隊員一同は、新成人の大いなる飛躍を期待し、応援している。
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三軒屋

 三軒屋駐屯地(司令・神谷俊広2陸佐)は、1月12日、同駐屯地で新成人祝賀行事を行い、新成人の隊員11名(当日2名不在)を祝福した。
 本行事では、まず司令より新成人に対し、三軒屋駐屯地協力会からの記念品の贈呈があり、その後、新成人は事前に準備した書初めを体育館ステージ上で一人ずつ披露した。自らの書初めを読み上げた後、その四字熟語に込めた成人の抱負を述べると、会場の全駐屯地隊員から祝福の拍手が起こった。
 司令は祝辞において、「一人の大人として、自分で決めるということが大切だ。今後、現状を維持するのも、命令を発する立場を目指すのも、違う可能性を目指すのも、自分で決める、あるいは自分が選択した結果であると自分自身が認識することが大切である。成人を迎えた皆さんの今後が、皆さんの意思により発展することを祈念する」と述べ、新成人を激励した。


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