航空自衛隊百里基地(司令・石村尚久空将補)に所在する第7航空団第301飛行隊は、令和2年12月15日をもって、三沢基地(青森県三沢市)に移動しました。これに先立ち、第7航空団は、令和2年12月14日に部隊改編(第301飛行隊移動)行事を執り行いました。
行事においては、第301飛行隊長による第7航空団司令への部隊移動申告、隊旗一時返還、総隊司令官から第301飛行隊に対する第3級賞状の紹介、第7航空団司令による訓示、記念撮影等を実施しました。
本改編により、航空総隊におけるF-4EJ改の運用が終了するとともに、第7航空団はF-2戦闘機のみを運用する戦闘航空団となりました。
【第7航空団司令兼百里基地司令(空将補 石村 尚久)コメント】
「第301飛行隊の部隊移動は、百里基地でのF-4EJ飛行隊の運用終了、さらには、航空総隊としてのF-4EJ飛行隊の運用終了を意味することになります。これまで飛行隊を支え応援していただいた関係者の皆様に感謝の意を表します。
新たな体制となった百里基地、第7航空団は、今後も不断の防空任務等を果たし、国民や地域の皆様方の負託に応えて参る所存です。今後とも、百里基地及び第7航空団に対する御理解と御支援をお願い申し上げます。」
第301飛行隊の歴史
・1972年(昭和47年)8月 百里基地において臨時F-4EJ飛行隊として発足
・1973年(昭和48年)10月 第301飛行隊として編成完結
・1985年(昭和60年)3月 新田原基地へ移動
・2016年(平成28年)11月 百里基地へ移動
・2020年(令和2年)12月 三沢基地へ移動、F-35Aに機種更新 |