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自衛隊ニュース   1037号 (2020年10月15日発行)
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令和2年度 通常総代会
<防衛省生協>
 防衛省職員生活共同組合(理事長・武藤義哉)は9月30日、グランドヒル市ヶ谷で「令和2年度 通常総代会」を行なった。全国の総代101名(本人出席15名、書面出席86名)の出席により議決は滞りなく行うことができた。今回は新型コロナ感染拡大防止のため、書面による議決を推奨、出席者はソーシャルディスタンスを取り、机一つに一人ずつという念の入れようだった。
 例年通り、議案審議の前には武藤理事長の挨拶があり、「天の時(変化に敏感で現場に安住するのではなく常に必要な改革を行う意識にあふれていること等)、地の利(職域生協であること等)、人の和(隊員の隊員による生協であり地域担当者などの働きがあってのこと等)」の3つを使って防衛省生協の優れている点を説明。またコロナ禍における防衛省生協組合員への対応そして、最重要課題と位置付けている職員の安全についても強く語った。
 その後は陸上自衛隊中央業務支援隊総務部長 箕輪康二1陸佐を議長に選出し、議案審議を行なった。(1)令和元年度事業報告書承認 (2)令和元年度貸借対照表・損益計算書及び附属明細書報告並びに令和元年度剰余金処分案承認 (3)令和2年度事業計画案承認 (4)令和2年度予算案承認 (5)役員選任 (6)役員報酬等案 (7)会計監査人選任 7つのいずれも議決された。
 昭和38年に設立された防衛省生協。その当時、官舎は木造だった。官舎では薪や炭を使用することが多く火災が多かったため火災保険の必要があった。しかし、当時の火災保険は高額だったため加入する人が少なく「ならば、火災共済を作ろう!」とスタートさせたというのが防衛省生協設立のきっかけだ。営利目的でなく、コストパフォーマンスの良い保障を組合員に提供している理由がわかる様な設立理由だ。防衛省生協は、これからも組合員のため、働いている全国の職員のため日々進化していくのだろう。

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