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自衛隊ニュース   996号 (2019年2月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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年男・年女ポスターで自衛官募集
<山形>
 山形地本(本部長・齋藤信明事務官)は、1月9日、新年の幕開けに合わせ、自衛官募集ポスターを一新した。
 山形地本では通年を通し、庁舎の窓を活用してオリジナルポスターを掲示し、自衛官募集をアピールしている。今回のポスターのコンセプトは、新年にふさわしく「笑顔」と「年男・年女」。笑顔あふれる山形県出身の隊員と、年男・年女が起用された。
 記念すべき新年の募集ポスターの真ん中で、思い思いの「亥」ポーズをきめた2人は、山形地本募集課長原2海佐と、募集課広報係池田事務官。
 今年で4回目の年男を迎える原2海佐は、「昨年は出勤時には毎日、山形地本から10分ほどの山形県護国神社に参拝し『自衛官等への進学・就職を考えている人の役に立つ』と祈願ではなく、宣言してきました。今年も人の役に立つことを志としていきます」、昨年4月に入隊し、2回目の年女を迎える池田事務官は、「昨年は入隊してから、必死に前に突き進むうちに今年を迎えました。新年も変わらず前向きに、でも周りを見て、何事にも取り組んでいきます」と、それぞれに新年の抱負を語った。
 山形地本では、「今年も、隊員一丸となり、山形地本の目標に向かって邁進していく」としている。

陸海空自衛官三兄弟
加賀市副市長表敬訪問

<石川>
 石川地本(本部長・小川康祐1空佐)は、12月25日、石川県加賀市出身の自衛官3兄弟(長男‥大岩正人2空曹、次男‥中村一義1陸士、三男‥中村裕太郎2海士)とともに加賀市役所を訪れ、山下正純副市長を表敬訪問した。3兄弟が陸海空別々の自衛官になるケースは大変珍しく、地元のテレビ、新聞でも取り上げられた。
 長男の大岩正人2空曹は、航空自衛隊千歳基地管制隊に所属し、9月の北海道胆振東部地震について「新千歳空港が閉鎖し、管制隊のチームワークが試される経験だった」と振り返った。
 次男の中村一義1陸士は、陸上自衛隊第14普通科連隊(=金沢)に所属し、昨年2月の福井豪雪で災害派遣に参加し「ドライバーからお礼の言葉をいただいた時は、この仕事をやっていてよかったと思った」とやり甲斐を語った。
 三男の中村裕太郎2海士は今年度春海上自衛隊に入隊し、現在は護衛艦「ひゅうが」(=舞鶴)で勤務し「兄たちの背中を追って仕事を覚え、国を守る自衛官として早く一人前になりたい」と抱負を語った。
 小松基地で自衛官として勤務していた父親の大岩透氏(加賀市自衛隊家族会副会長・募集相談員)もこの日の表敬訪問に同席しており、3人の息子について「陸海空と3人の職場は違うが、それぞれが自衛官としての使命を果たせるよう、父親としてできる限りバックアップしたい」と話した。

三次プラザ自衛隊防災展
<広島>
 広島地本(本部長・伊藤 拓也1海佐)三次地域事務所(所長・管長敏幸3陸尉)は、1月12日及び13日の両日、第47普通科連隊(連隊長・佐藤篤1陸佐)の協力を得て、「三次プラザ自衛隊防災展」に参加した。
 両日とも天候に恵まれ、西日本豪雨災害及び北海道地震災害における災害派遣活動の写真展示やVR体験に興味を示す人、自衛隊車両をバックに写真撮影をする多くの家族等で賑わった。
 来場者からは、「災害派遣の活動に感謝してます」「自衛隊のイベントに今後も行ってみたい」など好意的な意見が多数寄せられ、地域住民に対し自衛隊への理解と認識を深め募集基盤の育成及び拡充を図ることができた。
 広島地本は、「今後も部隊からの協力を得た効果的な広報を通じて、多くの入隊者の獲得を図っていく」としている。

成人式で市街地広報
<鳥取>
 鳥取地本(本部長・青木秀敏1陸佐)は「自衛官候補生募集目標」を達成すべく、1月3日に鳥取市成人式会場となった「とりぎん文化会館」周辺において市街地広報を実施した。
 鳥取県内新成人5693名のうちの3割となる約1700人が参加した本式典を、募集対象者が集まる場所が極めて限られる鳥取県において、数少ないチャンスと捉え自衛官募集中をPRするポケットティッシュを配布した。
 この日は年男である本部長が先頭に立ち、募集課員と計4名をもって「おめでとうございます。自衛官募集中です。友人・兄弟にも伝えてください」などと笑顔で声をかけていた。
 日本海側特有の灰色の冬空の中にも、時折太陽が顔を出す天気にも恵まれ、所期の目標を達成した。
 本年も、目標を達成すべく、改善を加えながら挑戦する気概を保持しつつ、募集業務に取り組んでいく。

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