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962号 (2017年9月1日発行) |
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藤原3陸曹が初優勝
第25回全日本銃剣道選手権大会 |
8月4日、日本武道館において高松宮記念杯争奪第25回全日本銃剣道選手権大会が開催された。この大会は、本年度の実力日本一の銃剣道剣士を決定する大会であり、(公社)全日本銃剣道連盟主催の大会の中で最も名誉と権威のある大会である。
開会挨拶では酒井健全日本銃剣道連盟会長は「銃剣道修練の目的は「剣心一如」。正しい剣の修業をすれば正しい心を磨く結果となる。本日の試合では、選手諸君のこれまでの厳しい自己修練の成果をいかんなく発揮し、日本一を決めるに相応しい試合を展開して欲しい」と述べた。
試合が始まると、各都道府県から選抜された64名の選手達は観衆に大きな感動を与えた。準決勝戦においては第1試合を 角康大選手(沖縄県・51普連・1陸曹)が中谷和彦(山口県・17普連・3陸曹)を2-0で、第2試合は藤原考貴選手(岡山県・13特科隊・3陸曹)が南脇章吾(香川県・15普連・1陸曹)を1-0で下し決勝戦への進出を決めた。
決勝戦は大会参加2回目の藤原考貴選手と大会参加8回目、第23回大会(平成27年度)第3位の 角康大選手。両者、一進一退の激しい攻防の末、藤原選手が上胴をとり1-0で初優勝を決めた。
大会終了後、藤原選手は「銃剣道は自衛隊に入隊してから始めました。優勝できるとは思っていませんでしたが、負けてもいいという気持ちと先輩方の胸を借りるつもりで大会に挑みました。妻や子供たちにまずはお礼の気持ちを伝えたいです」と語った。
大会結果‥優勝▽藤原考貴(岡山県・13特科隊=日本原・3陸曹) 準優勝▽ 角康大(沖縄県・51普連=那覇・1陸曹) 第3位▽中谷和彦(山口県・17普連=山口・3陸曹)南脇章吾(香川県・15普連=善通寺・1陸曹) |
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