空自幹部会(市ヶ谷、横田)は、6月24日に米軍横田基地と共同して、米軍多摩ヒルズゴルフコースにおいて、「タマキッズゴルフ」の活動を支援した。「タマキッズゴルフ」は、地域の子供たちにゴルフを教えているボランティア団体であり、藤井誠米軍多摩ヒルズゴルフコース副支配人が平成17年に地域住民と米軍の架け橋とすべく設立したジュニアレッスンプログラム。本支援活動は日米連携を通じゴルフを通した地域への貢献及び青少年育成を趣旨としたものであり、昨年12月に続き2回目の開催支援となった。
当日は梅雨の合間の晴れた日、絶好のコンディションの中、競技が開始された。日頃からゴルフの技術はもちろん、ゴルフを通じて競技マナーを身に付けた子供たちは、この日も大人たち顔負けの数多くのナイスショットを繰り出し、抜群の安定感あるプレーを見せつけて大人たちの称賛を浴びていた。
終了後、クラブハウス内で行われた閉会式では、杉山良行航空幕僚長から子供たちに記念品が手渡された。子供たちの喜ぶ笑顔が印象的だった。引き続き空自を代表して杉山空幕長は「空自と米空軍が共同でこのような行事を支援することは意義深いものであり、今後も継続していきたい」と述べ、次に米軍を代表して夫人と子女とともに参加したウィンクラー第374使命支援群司令官は「日米共同でのこのような行事は非常に意義のあるものであり、これに参加できることは非常に光栄なこと。楽しい時間をありがとう」と述べた。
参加した子供たちは、本行事を通して英語に対する興味や他国の文化への理解を深めることができた様子だった。
また、当事務局スタッフの最大の想いは、「日米連携による地域貢献」、支援活動の「継続」であった。今回、無事2回目を迎えられたことに安堵するとともに、3回目に向け、改めて気を引き締められる1日となった。
部隊長名は、実施当時のものです |