高田駐屯地(司令・北島崇生1陸佐)は、4月15日「高田城百万人観桜会」開催中の高田公園において、満開の桜の中、高田自衛隊パレードを行った。
上越市(高田)は、明治41年の旧陸軍第13師団入城から軍都として知られ、夜桜の名所「高田公園」の桜は、第13師団の高田誘致成功を記念して、旧高田町と旧高田城村の在郷軍人団が広く寄付金を集めて植えたものである。パレードは、自衛隊協力4団体が市に対して要望したことをきっかけに実施しており、本年も観桜会の催事として行われ今年で5回目となる。
パレードは北島駐屯地司令を観閲官とし上越市副市長をはじめ、協力4団体の会長などの出席のもと、高田公園内の旧陸軍第13師団が入城した通称「司令部通り」で行われ、高田・新発田合同音楽クラブの勇壮な演奏の中、人員約170名車両等24両が威風堂々と行進した。
沿道にはパレードを一目見ようと新潟県内外の観光客ら約7000名が詰め掛け、部隊の行進と車列に見入っていた。 |