4月9日、第12施設群(群長・梅木正造1陸佐=岩見沢)は平成29年度自衛官候補生課程入隊式を挙行した。
入隊式には松野哲岩見沢市長、西城賢策三笠市長、上坂隆一月形町長をはじめとするご来賓の方々とご家族約50名が参加された。
30名の自衛官候補生は、制服姿は初々しくも着隊時とは見違えるほどきびきびとした動作で、力強く宣誓を行った。
群長は式辞の中で、この3ヵ月間、自衛官候補生として己を律し、仲間を信頼して必要なときには団結して支え合いながら訓練をやり抜くよう「責任」「規律」「団結」の三点を要望した。
また、全国自衛隊家族会岩見沢支部長・田中均氏は祝辞の中で隊員を激励するとともに自衛隊家族会の概要を紹介され、「この4月から約50年続いた父兄会から新たに家族会という名称に変わりました。ご家族の皆さんも家族会に入会して、我が子を一緒に支えていきましょう」と入会を促進した。
入隊式終了後は、祝賀会食、懇談を行い、久しぶりに会った家族の前で緊張がほぐれた自衛官候補生たちは、着隊してからのこと、営内生活のことなどを誇らしげに話していた。
今日から30名は、3カ月間の教育訓練を通じて自衛官としての資質を磨き、立派な自衛官となるべくスタートを切った。 |