陸上自衛隊旭川駐屯地(司令・森脇良尚陸将補)と自衛隊協力団体である隊友会旭川地方隊友会旭川南支部(野口宗雄)、同旭川中支部(河村正巳)、同旭川北支部(長野宏樹)及び道北自衛隊家族会(桑畠保夫)は、3月24日、隊員が大規模災害等の発生により、派遣時における留守家族支援に関する協定を締結した。
旭川駐屯地は、すでに旭川市と子育て支援、介護などの福祉サービスの情報提供等に関する留守家族支援協定を締結しているが、新たに隊友会、自衛隊家族会との協定締結により、災害派遣隊員の留守家族支援態勢の更なる拡充を図った。
自衛隊家族会の桑畠会長は「隊友会と連携し、隊員及び留守家族の不安を少しでも解消出来るように頑張りたい」、隊友会旭川南支部の野口支部長も「隊員が職務に専念出来るように隊友会及び自衛隊家族会全体で駐屯地を支援していきたい」と述べた。
森脇良尚駐屯地司令は「家族支援は大変心強い。後顧の憂いなく任務に当たることができる。任務遂行できる様訓練を重ね、地域の皆さんの負託に応えたい」と感謝した。
この協定は、大規模災害等が発生し、旭川駐屯各部隊所属の隊員が派遣される際に、各団体が管轄する市・町内に居住する派遣隊員の留守家族に対して、戸別訪問等による安否確認、激励・相談、情報提供及びその他必要事項について、支援要領等を定めたものである。 |