山梨地本大月地域事務所(所長・手塚昇1陸尉)は5月27~29日、山梨県東部地区募集相談員連絡会(相談役・平井成尚氏=山梨県防衛大学校協力会会長、会長・大関孝徳氏以下8人)の部隊研修(呉地方総監部・江田島)を支援した。
この研修は山梨県から海上自衛隊幹部候補生学校へ入校した学生2人を激励するとともに、募集相談員連絡会会員の自衛隊に対する理解を醸成させ、募集基盤、防衛基盤の拡充を図ることを目的に行われた。
呉基地研修では、呉総監への表敬に始まり総監部内の施設研修を行った。その後、交通艇による江田島の海自幹部候補生学校までの移動の間は、港湾めぐりをしながら自衛隊の艦艇を間近で見学し、護衛艦の迫力ある勇姿に感激している様子が伺われた。
幹候校では校長表敬の後、山梨県から入校した学生2人と校長及び募集相談員で激励を兼ねて会食、学生からは、「学校生活は規則正しく厳しい生活ではあるが、激励のお言葉をいただき最後まで頑張って、立派な幹部自衛官になりたい」と新たな決意があった。
会食後は、「教育参考館」等を見学し、旧海軍の歴史と、改めて戦争の悲惨さを実感し海自幹部候補生学校を後にした。
最終日は原爆ドーム、広島平和記念資料館を見学し、原爆の惨禍の恐ろしさを垣間見たようであった。
3日間の短い期間だったが、大変有意義で充実した部隊研修となり、研修参加者も大満足の様子だった。 |