防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   882号 (2014年5月1日発行)
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国民とともに『信頼』
地本便り
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二日市で展示
えびの駐屯地
 南九州最大の買い物市「京町二日市」(えびの商工会主催)において、えびの市からの要請によりえびの駐屯地(司令・立山隆一1陸佐)が広報活動の一環として装備品展示を行った。「京町二日市」は2月1、2日の両日、えびの市の京町温泉駅周辺で開かれており、90年余りの歴史がある。植木、骨董品、特産品など450店もの露店が立ち並び、駅から約2`が歩行者天国となる。装備品展示は平成24、25年に引き続き今年で3度目となり駐屯地が保有する指揮通信車、軽装甲機動車、人命救助システム等の展示を行った。
 二日市には両日で県内外から約15万人の買い物客が訪れ、装備品展示会場にも多くの人々が詰めかけた。
 今年は自衛隊宮崎地方協力本部のオリジナルの陸・海・空の着ぐるみ3体が会場内を練り歩き、「京町二日市」に花を添え、会場は盛り上がった。
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マッサージ現場実習
松本駐屯地
 松本駐屯地(司令・後藤孝1陸佐)は3月6、7日に2日間長野県立松本盲学校の依頼でマッサージ現場実習協力を実施した。
 国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の取得を目指す26人の職員・学生が「なでる、押す、揉む、叩く」などのマッサージ技術の向上のため毎年、駐屯地で現場実習を実施しており、鍛えられた自衛官を対象にマッサージ実習を行った。
 今年施術した学生は20歳から61歳までの男女15人で、2日間で延べ60人の隊員が施術を受け、指圧の各手技技術向上に貢献した。
 マッサージを受けた隊員からは「気持ちよかった」「疲れが取れた。明日からまた訓練を頑張れる」などの声が上がった。
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中学生が自衛官取材 生き方総合学習
滝ヶ原
 小田原市立鴨宮中学校の生徒5人が2月5日、総合的な学習の一環として滝ヶ原駐屯地(司令・麻生竜伸1陸佐)を訪れた。
 この総合学習は、様々な職業、職場を見学して生の声を聞くことにより、いろいろな生き方を学び、将来の職業選択の資とするのが目的。生徒たちは駐屯地の概要説明を聞いたり、陸上自衛隊広報ビデオを鑑賞して陸上自衛隊の任務等を理解した後、隊員にインタビュー形式で質問などを行った。
 生徒たちからの「なぜ自衛官になろうと思ったのか」「今まで一番辛かったことは」など次々と寄せられる質問に対し、広報班の隊員が思い出話を交えながら丁寧に答えると、生徒達は興味深そうにその内容をメモに取っていた。
 インタビューの後、96式装輪装甲車の体験搭乗、広報展示室及び厚生センターの見学をして全予定を終了した。見学を終えた生徒達は満足した様子でお礼と激励の言葉を残して駐屯地を後にした。
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100リットル献血運動
福知山曹友会
 福知山駐屯地(司令代理・鹿島真2陸佐)曹友会(会長・福井陸曹長)は、「献血は未来へ繋ぐかけ橋」をスローガンに1月初め、100g献血運動を行った。
 駐屯地では、年3回の献血を行っているが、特に輸血用血液が不足する冬季に合わせ、曹友会がボランティア活動として隊員に協力を呼びかけ100gを目標として国の血液事業の発展と地域への貢献活動として平成18年から実施している。
 当日は午前7時30分、献血車3両が駐屯地厚生センター前に配置されると、鹿島2陸佐を先頭に多くの隊員が休憩時間を利用して健康な血液を提供した。
 また、福知山副市長をはじめ福知山市医師会会長等が隊員の激励に訪れた。さらに献血個人ボランティアの方々に献血を終えた隊員に対し、心温まる「ぜんざい」の振る舞いを受けた。
 今回は遠く離れた南スーダンで任務に就いている約90人の隊員の思いも込め協力した結果、308人123・2gの新記録となった。
 献血をした本部管理中隊、大槻1陸士は「この時期は輸血用の血液が不足しがちになると聞き、献血に協力しました。少しでも貢献できればと思います」と話した。
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災派をラジオ解説
第28普連と海自函館基地
 3月4日、第28普通科連隊(連隊長・佐藤和之1陸佐)は、海上自衛隊函館基地隊(基地司令・五島浩司1海佐)から招かれ地元FM放送局「FMいるか函館基地隊 海ラジ特ダネ情報局」に出演した。
 連隊からは副連隊長、森田2陸佐、函館基地からは副司令、山本2海佐=同左=が出演し陸海両自衛隊の防災や災害に対する平素からの取り組みを紹介し、災害発生時に自衛隊がどのように任務を遂行するのかを解説した。
 特に各自治体との災害時の協定や警察・消防・海上保安庁との連携訓練を紹介、放送を通じて「函館の地域に根ざした自衛隊」の理解促進に寄与した。
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笑顔で基地見学
海自大村
 第22航空群(群司令・西成人海将補)は1月下旬、大村市内の「かめりあこども園」、「ふるまち保育園」の園児らの大村航空基地見学を支援した。
 2日に分けて実施された見学で、園児たちは出迎えた広報室員に「おはようございます」と元気に明るい笑顔であいさつ。エプロンで第72航空隊「UH60J救難ヘリコプター」とエプロン近くの隊舎横で地上救難班の「消防車」を見学した。
 その後園児達は防衛省のホームページから印刷した紙飛行機(ブルーインパルス)を作り、飛ばして楽しい時間を過ごした。
 航空機見学では意外に広いキャビンに驚くとともに、消防車見学では実際の消防車のほかに地上救難班が作成したミニ消防車で園児自ら放水体験をするなど、大変な盛況だった。短時間の見学にも担当隊員の真心が伝わり、園児達は海上自衛隊に対する感謝の思いを胸にして大きな声で「ありがとうございました」とバスの窓から手を振りながら基地をあとにした。
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転入家族向け説明会 中方各部隊が実施
 春の人事異動にあわせて、4月5日、中部方面隊の各部隊が転入隊員の家族に対するオリエンテーションを行った。
 その中で総監部、総監部付隊、各師・旅団司令部においては、転入した隊員及び家族に対して、幕僚長又は第1部長の挨拶に引き続き、各駐屯地及び周辺地域の概要、部外講師による生活関連情報の紹介、上司との懇談、職場研修等を実施した。さらに転入隊員家族の生活環境の変化に伴う不安感等を除去し、地域への順応及び部隊に対する信頼感の醸成を図った。
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人命救助で賞詞
132地区警務隊
 第132地区警務隊(隊長・齋藤昭将2陸佐)の恩地正昭陸曹長と大井広康1陸曹の2人は今年1月23日午後3時25分ごろ、海田市駐屯地で体育訓練中のところ、駐屯地外柵沿いを流れる尾崎川に誤って転落した男を発見。
 現場に駆け付け、付近の人と協力して転落した男児を無事救出した。
 この功績により同駐屯地において広島市安芸消防署長から大井1曹、恩地曹長の2名が人名救助の賞詞を受賞した。
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和太鼓熱演
2施設団

 第2施設団(団長・池田安一郎陸将補)は1月23日に町立柴田小学校で太鼓演奏を披露した。同小学校の教諭が東北方面音楽フェスディバルを鑑賞した際、船岡さくら太鼓の迫力ある演奏に感動し「ぜひ子供たちにも聞かせてあげたい」という強い依頼があり、太鼓演奏の運びとなった。
 小学校で演奏したのは第2施設団第313ダンプ車両中隊で構成されている船岡さくら太鼓部の江花陸曹長以下10人の隊員。汗を滴らせながらの勇壮な和太鼓3曲の演奏に児童たちは感激の眼差しで聞き入っていた。
 途中、隊員の指導で児童も太鼓を体験。当初は緊張していたのかあまり前に出てたたく人数は少なかったが、次第に慣れ、ほぼ全員が参加した。体験した5年生の児童は「4年生のとき学芸会でたたいてから久しぶりだったけど楽しかった」と感想を話した。
 最後に在校生代表より「今日は迫力のある素晴らしい演奏をありがとうございました」とお礼の言葉があった。


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