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蒼き空へを明日へつなぐ
航空自衛隊60周年ポスター等決定! |
今年7月1日に創設60周年を迎える航空自衛隊。それを記念してキャッチフレーズと記念ロゴマーク、ポスター(12面参照)が完成した。
キャッチフレーズは、「蒼き空を明日へつなぐ」(明日は「あす」と読む)で、英語では、「Blue Sky
Leads to Tomorrow」。
ロゴマークは蒼き大空に航跡を残しながら飛行するブルーインパルスをイメージして作られた。
今後は、5月に入間基地で60周年記念式典・6月に都内(すみだトリフォニーホール)で記念演奏会・10月に外国空軍関係者を招きシンポジウムを開催等、空幕総務課の「空自60周年記念行事推進事務局」を中心に、各種の行事が開催される予定。また、各基地においても独自企画を準備している。 |
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地元料理に舌鼓を打つ
小野寺大臣「被災地応援フェアー」で |
東日本大震災からちょうど3年にあたる3月11日、防衛省厚生棟の共済組合直営食堂で実施された「被災地応援フェアー」で、小野寺大臣はランチをとった。この企画は「被災地の食材を使用した料理を食べて応援しよう」というもの。地元宮城県登米地方の郷土料理「はっと汁」を口にした小野寺大臣は「作り方がよくわかりましたね」と感心していた。茨城県産を使用したいわし重とのセットは寄付金付定食で、限定200食も完売と好評だった。 |
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タイ・ベトナム訪問
國分防衛大学校長 |
國分良成防衛大学校長は、2月23日〜2月28日の間、タイ及びベトナムを訪問した。それぞれの国において、防大への留学生派遣元となる各軍士官学校、軍教育機関及び研究施設を訪問した。
タイを訪問した際、陸・海・空それぞれの士官学校を訪問して、各学校長や各士官学校で勤務する防大卒業生と意見交換を行い、今後、さらに防大と各士官学校の交流を促進することで合意した。
また、バンコク市内で防大に留学したタイ人卒業生による同窓会が実施され、防大卒業生約40名、家族含め約100名が一堂に会した。タイには、既に今年の卒業を含めると200名近くの防大卒業生がおり、タイ軍の枢要なポストで活躍している。本同窓会の席では、「防大での生活は一生の誇りであり、軍人生活のすべての原点です」という言葉が卒業生から聞かれた。そして会の最後は、学校長以下タイ人卒業生と全員で防衛大学校学生歌を斉唱し、防大同窓生としての絆を確認した。
ベトナムにおいては、防大への留学生の派遣元である軍事科学技術院を訪問し、意見交換及び施設研修を行った。同院訪問に際しても、國分学校長は、大変熱烈な歓迎を受け、懇談では日越士官学校間での交流深化の方向性について議論が行われた。
今回の公式訪問は國分学校長にとって初のASEAN諸国の士官学校への訪問であった。既にASEAN諸国から多数の留学生を受け入れている防大は、積極的平和主義推進の観点からも、今後こうした国々との戦略的な国際交流を進めていきたいとしている。 |
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平成25年度
防衛医学セミナー開催 |
2月25日、「平成25年度防衛医学セミナー」(セミナー長・石川卓志陸上自衛隊衛生学校長)が防衛省で開催された。
セミナーでは木原稔政務官、セミナー長の挨拶に続き、「メディカルコントロール」、「包括的健康管理〜即応性の向上のため〜」の2テーマについてパネルディスカッションが行われた。また、「21世紀に求められるリーダーとは」をテーマにJR東海会長・葛西敬之氏の特別講演も行われた。同日はホテルグランドヒル市ヶ谷で、翌26日には三宿地区で「第59回防衛衛生学会」も行われた。
パネルディスカッション「メディカルコントロール(MC)」(座長・大森豊緑防衛省人事教育局衛生官)では、医師以外の者が医療行為となる応急措置を行う際に医師の指導と監督が義務付けられることから、2003年から日本で導入された「MC体制」について、出席パネラーによる発表と討議を行った。パネラーによる発表は、衛生兵の医療行為のガイドラインを定めイラク等における戦闘での死亡率を減少させる効果を得ている米軍の成果を踏まえ、武力攻撃事態において負傷した自衛官への応急処置の態勢や後送体制についての内局での検討状況について報告した「自衛隊におけるMCの方向性」(防衛省人事教育局衛生官付・床鍋繁喜1陸佐)のほか、森知久1陸佐、清住哲郎1海佐、加藤圭1空佐から陸海空自衛隊におけるMCの方向性、態勢などが報告された。一般社会のメディカルコントロール体制についての防衛医科大・齋藤大蔵教授の報告では、「自衛隊の救急救命士は看護士の資格を有している隊員が多いので、医官の指示があればPCA(院外心肺機能停止症例)以外の症例でも病院搬送前に医療処置を施せる。一般社会に先んじた防衛省・自衛隊独自のMC構築が望まれる」等の意見があった。
パネルディスカッション「包括的健康管理〜即応性の向上のため〜」(座長・越智文雄陸自衛生学校副校長)では、即応のため健康管理の質的向上を喫緊の課題とし包括的健康管理施策を案出した陸自のトータルヘルスサポートと、北部方面隊における取組の紹介(伊藤利光1陸佐)のほか、歯科健康管理(飯塚浩道2海佐)、個人・小部隊のメンタルトレーニング(奥西由和1陸尉)、事態対処におけるメンタルヘルス(佐野光1陸佐)、陸幕施策「新たな栄養管理」(上野敦子技官)、朝霞駐屯地所在部隊自衛官を対象にしたメタボ改善プログラム・体幹トレーニング(軍場師助3陸佐)などが紹介された。 |
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