第39回全自衛隊少林寺拳法大会(大会長・全自衛隊少林寺拳法連盟会長大越康弘)が2月15日、香川県多度津町の少林寺拳法連盟本部において開かれ、自衛官拳士らが年に一度の晴れ舞台で日頃の修練の成果を競い合った。大会には全国の自衛隊から20支部・約110名の隊員が参加。組演武で最優秀賞を受賞した防衛省少林寺拳法部の小田遥さんは「初めて自衛隊大会に参加して、自衛隊連盟のレベルの高さ、団結の強さを感じた。大会後のレセプションでは全国の参加者と親睦を深めることができ、とても楽しい時間を過ごすことができた。このような経験ができたのも少林寺拳法を続けてきたからこそ。大会に参加できて本当によかった」と感想を述べた。
今後の目標について「これからも修練に励み、もっと強くなりたい。そして来年は市ヶ谷での大会開催となるので、より多くの自衛官が出場してくれるよう大会運営についても頑張りたい」と話していた。
最優秀賞受賞者
【組演武】
○男女混合三段以上の部 防衛省 生形良隆・小田遥
○男子三段以上の部 航空千歳 濱田卓・重松紀
○初二段の部 浜松南 落合孝典・森大樹
○1〜3級の部 航空千歳 石丸武・石丸治子
○4級〜見習いの部 海自徳教空群 桑田希・松下将也
【単独演武】
○五段以上の部 千僧自衛隊 藤井健司
○四段の部 航空芦屋 三宅輝伸
○三段の部 航空新田原 大坪信介
○初二段の部 航空新田原 野々村翼
○1〜3級の部 航空芦屋 楠田祥平
○4級〜見習いの部 航空新田原 有村卓郎 |