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自衛隊ニュース   2013年8月1日号
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前年比45%増加
インターネット応募数9万通以上
8/25 総火演一般公募抽選会で当選者を決定

 8月25日に東富士演習場で行われる平成25年度富士総合火力演習の一般公募抽選会が7月12日、防衛省E棟教場で行われた。6月3日から7月3日の約一ヵ月間の応募期間中、往復ハガキによる応募総数は25193通、インターネット応募総数は90584通に達し、いずれも昨年より増加した。ここ数年の傾向としてネット応募の増加が挙げられるが、今年は特に伸び率が著しく、前年度比で+27745通、約45%の増加だった。
 抽選はハガキ応募分から行われた。会場の机に碁盤の目状にハガキの束を並べ、抽選箱から数字の書かれた2つのボールを引き、数字が交わる場所のハガキの束が当選となる方式で、上尾秀樹陸幕監理部長、大塚裕治陸幕広報室長、泉英夫陸幕広報室総括らが出席し、中央業務支援隊の支援を受け、警務隊の立ち会いのもと、「一般券駐車券希望」、「一般券駐車券希望なし」、「青少年券駐車券希望」、「青少年券駐車券希望なし」の順で抽選を厳正に行い、計1575通の当選を決定した。
 ネット応募分はハガキ応募分終了後、井川三典陸幕広報室事業係長がマウスをクリックして一斉に抽選が行われ、計4300通の当選を決定した。


全道からバイク乗り集結
北部方面隊
北方初の方面隊偵察部隊等戦技協議会(オートバイ)

 北部方面隊(総監・岩田清文陸将)は、7月3日、名寄駐屯地及び名寄演習場において、方面隊初となる「平成25年度方面隊偵察部隊等戦技競技会(オートバイ)」を実施した。
 競技会の副統裁官兼ねて担任官に第2師団長(友部薫陸将)、競技会の企画運営を第2偵察隊(隊長・西藤寿洋2佐)が担当し、道内各部隊から出場した隊員達が操縦技術を競った。
 競技会は、偵察用オートバイを装備している部隊の偵察行動能力向上を図ることを目的とし、各師団・旅団の普通科連隊、戦車連隊、偵察隊など21個部隊から2人1組の38個組が出場。
 開会式で統裁官は、「偵察部隊の使命を自覚し、あらゆる困難を克服して任務を達成せよ」「相互の連携を密にし、練成成果を遺憾なく発揮せよ」「安全管理」を要望した。
 競技は、空路潜入(ヘリコプターへのオートバイ搭載)からはじまり、ジャンプ等を含めた、トライアルス、射撃、ボートによる河川渡河、林間コース等路外操縦で大きく構成され19項目の課題で作られたコースを走行。評価は減点方式で行なわれ、さらにタイムを計測した。
 各部隊は、日頃厳しい訓練で練成を繰り返したが、競技会前日に雷雨に襲われコースが悪条件に変化し隊員達を苦しめたが、互いに助け合いこれを克服して全組が完走した。
 見事頂点に立ちチャンピオンキャップを岩田総監から渡されたのは、第7偵察隊(東千歳)第1組(外處智介2尉・佐伯竜1曹)。「チャンスを与えてくれた部隊や全ての方に感謝します。次のステップへの足掛かりとなった」とコメントした。
 方面隊初となったこの競技会は多大な成果を上げて、更なる練成と健闘を確認し無事終了した。
 結果は、次のとおり。
 部隊対抗の部(1)第7偵察隊(東千歳)(2)第2偵察隊(名寄)(3)第71戦車連隊(北千歳)(4)第3普通科連隊(名寄)(5)第11偵察隊(真駒内)
 組対抗の部(1)第7偵察隊1組(2)第2偵察隊1組(3)第2偵察隊2組(4)第2偵察隊3組(5)第7偵察隊2組


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