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   2007年11月15日号
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栄えある受賞者
秋の叙勲・褒章
 平成19年秋の叙勲受章者が11月3日、発令された。防衛省関係の受章者は141名(うち女性2名)で、前号(11月1日発行=第726号)で紹介した第9回危険業務従事者叙勲934名(同4名)と合わせて1075名(同6名)が受章した。秋の叙勲受章者の伝達式は11月7日、防衛省講堂で行われ、石破茂防衛大臣から勲章と勲記が伝達された(氏名、年齢、主要経歴、階級の順)。また、平成19年秋の褒章受章者が同3日、発令され、防衛省関係は16名(同1)が藍綬褒章を受章した。褒章伝達式は11月16日、防衛省講堂で行われ、石破防衛大臣から褒章と章記が一人ひとりに伝達される予定(氏名、主要経歴、現住所の順)。
…………氏名等は本紙を御覧下さい………

「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
(株)JAL航空機整備東京 山下俊司
山下氏は平成18年10月、航空救難団春日ヘリコプター空輸隊を准空尉で定年退職。55歳
 羽田にある(株)JAL航空機整備東京(JALTAM)に再就職をして半年が過ぎました。職場の環境にも慣れ、1時間50分の電車通勤にも慣れました。覚えることが多くて頭と身体がついていかないこともありますが、当社プロパー先輩諸氏の温かいご指導のもと、元気に旅客機の整備作業をしています。
 再就職は決して楽なことではありません。働く気力、体力を維持し、何のために働くのか、自分なりに目標を持つことが大事です。私は自衛隊在職中、航空機整備員及び空中輸送員として、航空機に携わる仕事をしてきました。自衛隊退職後も航空機関係の仕事をしたいと思っていたところ、中空援護室の紹介で当社に入社することができました。
 成田にあるJALNAMは以前から自衛隊OBが同様な仕事をしているとのことですが、羽田は19年度から自衛隊OBの採用が始まりましたので、JALTAM1期生です。現在1期生は単身赴任者を含む全員が同じ部に所属し、陸海空協同作戦でお客様に安心して乗って頂けるため旅客機の整備に汗を流しています。整備する航空機はJALグループのボーイング747、777、767等です。常に「安全第一」と「品質管理」を念頭において、飛行安全の一翼を担いたいとの思いで頑張っています。
 今後も即戦力となる自衛隊OBの継続的な採用予定があるそうで、近くに10階建ての単身寮も完成しました。健康でやる気がある多くの後輩が入社し、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

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