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「さすがの手際」 |
入院患者輸送支援で評価 |
<茨城地連> |
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訓練成果を発揮して入院患者の輸送を支援した |
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茨城地連(部長・太田康和1陸佐)10月1日、独立行政法人国立病院機構水戸医療センター移転に伴う入院患者輸送を支援した。
同病院は、茨城県中部・北部を主たる診療圏として、高度な総合診療を行うとともに、「がん、循環器病、成育医療」に関する専門的な医療、臨床研究、教育研修と情報発信の機能を備える。
今回、施設の老朽化など諸問題を解決すべく、6キロ離れた新県庁近くの茨城町桜の郷へ移転することとなった。池田成昭院長の依頼により、茨城地連は陸上自衛隊第1師団と茨城警備隊区担当の第1施設団と綿密調整を重ね、当日は第1広報支援連隊衛生隊(隊長・岡村純一3陸佐)28名の支援を得て、救急車3台、中型車2台により、中等病患者10名の患者輸送を実施した。
患者の輸送にあたっては、隊長の的確な指揮のもと積み重ねた訓練の成果を遺憾なく発揮し、患者への献身的な輸送を安全かつ整斉と実施した。また患者の不安を最小限にするため、患者に対しての事前説明を行い、輸送中には優しい言葉をかけるなど細心の注意をはらい、無事に輸送を完了した。
支援終了後、視察者や病院側担当者からは、「さすがだな」との言葉が飛び交っていた。
地連では「このような機会を通じて広く自衛隊の活動について知ってもらい、多くの人たちの理解と協力を得ていきたい」としている。
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母校で進路講演 |
―山口地連― 萩募集事務所 |
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山口地連(部長・吉松卓夫1空佐)では、9月6日、徳佐高校高俣(たかまた)分校で、第17普通科連隊第1中隊(山口駐屯地)金子稔陸士長の母校で行われた進路講演を支援した。
金子士長は、中学3年から自衛隊に入隊することを夢見て自衛隊生徒の受験経験者でもある。高校3年の9月には、再度自衛官を目指し受験、見事第13期陸曹候補士に合格し入隊した経歴を持つ。この進路講演には適任の隊員。
講演は、元担任の山本先生による金子士長の紹介から始まり高校生活やなぜ自衛官を目指したかなど約30分にわたり自らの体験を交えた講演を行い、最後に先生や在校生との質疑応答で講演を終了した。
在校生からは「制服の種類は?」「入隊するために必要なことは?」「先輩の次の夢は?」などの質問が相次ぎ、金子士長は一つ一つ丁寧に答えていた。
終了後の懇談会では「先生からの一方的な指導ばかりでは、なかなか生徒が自ら考えることが少なく、今日の進路講演は非常に役立ちました」との話があった。
「金子士長の次の夢が実現したら、是非話に来て欲しい」との要請を受け母校を後にした。 |
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日の丸なびく 商店街 |
<山形地連> |
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山形地連(部長・川嶋昌之1陸佐)鶴岡出張所(所長・細矢1尉)は9月23日、鶴岡氏上肴町商店街で「国民の祝日に日の丸を掲揚する行事」が行われているとの知らせを受け、現場を訪れた(写真)。
「次代を担う子供たちに国旗の素晴らしさを再認識してもらい、併せて町の活性化につながれば」という思いで中沢洋氏(市議会議員・父兄会顧問)、五十嵐善一郎氏(商店会会長)らが音頭を執り商店街の賛同を得て実現した。中沢氏から鶴岡出張所に「是非一度、日の丸が掲揚される町並みを見て下さい」とのお誘いがあり、早速手伝い方々出向いていてみることに。
32本の日の丸が爽やかな朝風を受け、商店街を一直線になびいていた。国民の祝日に日の丸を掲げる習慣が薄れてきている昨今、このように日の丸が立ち並ぶ様子に感激し、改めて出張所所員一同、国旗に対して敬礼せずにはいられなかった。
関係者は「今後も引き続き行っていきない。他の地域でも広まって貰えば幸い。多くの市民に見て欲しい」と、話していた。 |
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42.195km 高校駅伝を支援 |
―函館地連― |
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函館地連(部長・廣江清1海佐)は10月15日、七飯町大沼国定公園で男子第57回・女子第20回北海道高等学校駅伝競走大会を協力支援した。
同部から人員17名、車両15両が大会出場校監督および審判長以下役員輸送に協力した。
競技は同公園湖畔道を周回するコースで男子7区間42・195km、女子5区間21・095kmで行われ、参加校は全道から男子41校、女子28校がエントリーした。
男子は恵庭南高校が2区以降首位を独占し、昨年に続き優勝。女子は室蘭大谷高校が後半で持ち前の底力を出し大会20連覇の偉業を達成した。
この大会は全国への予選も兼ねており、優勝の栄冠を勝ち取った男子女子の両校は、来年1月京都で行われる全国大会への出場権を手にした。
本大会を通じ函館地連は、参加各校との交流により自衛隊に対する認識を深めさせるとともに大会運営に大きく貢献した。 |
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公募予備自が幹候合格 |
<大阪地連> |
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大阪地連(部長・荒川龍一郎陸将補)では、平成16年度一般幹部候補生試験に一般公募予備自衛官から1名、予備自衛官補(一般)から2名が合格した。
その中で、海上要員として合格した浅田崇照予備1陸士は、平成14年7月1日予備自衛官補として採用され、第2教育団(大津)での50日間の訓練を終了し、平成15年9月3日、一般公募予備自衛官として任用された者である。
現在、彼は近畿大学4年生で10月8日から第37普通科連隊(信太山)で行われた5日間訓練に、予備自衛官として最後となる招集訓練に出頭した。
訓練初日に行われた地連部員との懇談では、予備自衛官の先輩62名の前で紹介され、「念願であった常備自衛官の試験に合格し、非常に嬉しい。警察官の父も大変喜んでくれました。今後、後輩たちに自衛隊を積極的にPRし、社会との架け橋となります」と力強く抱負を述べ、盛大な拍手を受けていた。
引き続いて行われた通信小隊実施の「通信教育」では、携帯無線機の操作要領等の概要説明を受けた後、先輩予備自衛官とともに実機に触れ、周波数を合わせたりと、無線局開設要領の実習に励んでいた。
また、最終日の離隊式では、緊張した面持ちで旗手の大役を無事こなし、予備自衛官5日間訓練を締めくくった。(写真) |
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海 予備自招集! 47名が訓練 |
―広島地連― |
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広島地連(部長・酒井将治1海佐)発。本年度第1回目の海上自衛官招集訓練が9月17日から21日までの5日間、海上自衛隊呉教育隊(司令・稗田壽志1海佐)で行われた。
自衛隊退職後、全国各地に散らばっていった47名の海上予備自衛官が、呉に集結した。数多くの思い出が残る地での再会を喜びながら気持ちはまだまだ現役そのもの。現職自衛官に負けじと各種の訓練に臨んだ。
18日は、長浜射撃場で射撃訓練に腕を競いあい、20日は各職域に分かれ、特技訓練を実施した。あっという間の5日間、最終日には再会を約束しながら、残暑厳しい呉を後にしていった。また一つ、思い出を積み重ねた招集訓練であった。 |
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