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見学者13万人 |
ブルーの妙技に大歓声 |
老若男女、よさこいソーラン踊りに酔う |
<小松基地航空祭> |
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9月19日、航空自衛隊小松基地(司令・齋藤治和空将補)で「'04航空祭こまつ」が開催された。どこまでも蒼い秋空の下、開門を早めた7時には大勢のファンが基地に走り込んだ。空自50周年ということで集まった人は13万人、高速道路や周辺道路も全国からのナンバープレートで埋まった。
オープニングフライトのF-15とT-4で会場は一気に盛り上がった。そんな中、小松空港から離陸する民間航空機。今まで自衛隊機が走っていた滑走路と同じ滑走路を使ってゆっくりと離陸していく。戦闘機の機敏な動きと民間機のどっしりとした動き。機体の大きさも当然のことながら随分差がある。民間共用空港ならではの光景で、よそではちょっと見られない。
秋の空に機体を映す303飛行隊や306飛行隊の空自創立50周年の塗装機。17機のF-15が上空で描く「50」の文字。色々な機の贅沢な飛行に鳥肌が立つ。ギャラリーはカメラを向けたり大きな声で子どもに解説をしたりでテンションもあがりっぱなしだ。その空の下では花電車がゆっくりと運行され、順番待ちの行列もできている。機体の地上展示には大勢の人が群がり記念撮影のポーズにはしゃいでいる。初めはあまりに近くで聞こえるエンジン音に耳をふさいでいた姿もあったが、それにも慣れ身体ごと航空祭に浸っている頃に現れたブルーインパルス。50周年を記念した桜の五輪やハートを射るスモーク。そしていつもの曲技飛行。訪れた13万人を飽きさす事のないエアーショーの展開に人々は完全に魅了された。
一方、エプロンから離れた一画では、紙飛行機大会や歩哨犬訓練の展示やよさこいソーランなどが催されるなどみんなが満足した一日だった。 |
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米空軍参謀総長に旭日大綬章 |
石破長官が伝達 |
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アメリカ合衆国空軍参謀総長のジョン・P・ジャンパー大将が9月24日夕、勲章伝達式及び石破茂長官、津曲義光空幕長表敬のため防衛庁を訪れた。
ジャンパー大将はA棟正面玄関に到着後、特別儀仗隊による栄誉礼を受け、巡閲。引き続き、大臣室に移動、石破長官から旭日大綬章が伝達された。=写真
この勲章は、ジャンパー大将がアジア太平洋地域の安定と日本の安全保障に貢献したことや自衛隊のイラク人道復興支援活動等に対する支援などの功績によるもので、伝達式には守屋武昌事務次宮、津曲空幕長、西川徹矢人教局長はじめ高級幹部が列席した。
次いで、ジャンパー大将一行は津曲空幕長を表敬し、午後6時、防衛庁をあとにした。 |
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ACCJ開会式での津曲義光空幕長挨拶 |
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開会式で挨拶する津曲空幕長(9月24日、帝国ホテルで) |
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皆様、おはようございます。
本日、石破防衛庁長官をお迎えし、各国空軍参謀長並びに空軍司令官等のご参加を得て、航空自衛隊創立五十周年記念空軍参謀長等会議を挙行できますことは、航空自衛隊にとりまして大きな慶びとするところであります。
本日の会議におきましては、「二十一世紀における空軍力の役割と空軍間の相互協力」をテーマにシンポジウムを行い、また、明日は東京近傍の百里基地におきまして、航空機によるデモンストレーション等を実施し、航空自衛隊の一部ではありますが、ご視察いただく予定であります。
なお、この際、米空軍参謀総長ジャンパー大将の特段のご配慮により、サンダーバースの曲技飛行も予定されております。米空軍に対しまして厚くお礼申し上げます。
米国における同時多発テロ以降、世界の安全保障環境が一変し、国際社会は、一致してテロとの闘いに臨み、また、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散防止等、世界の平和と安定を確保するため、国際協調を推進している中、我が国におきまして、このような会議を開催できますことは、極めて意義深いものと認識しております。
短い期間ではありますが、本会議が、参加各国間の相互理解と信頼を深め、世界の平和と安定に少しでも寄与することができれば幸いと存じます。 |
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天皇・皇后両陛下を奉送迎 |
<桂駐屯地> |
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桂駐屯地(司令・藤井貞文1佐)は8月22日に開幕した「第16回国際解剖学会議」の開会式ご出席のために入洛された天皇・皇后両陛下を指揮官(第107全般支援大隊長・淡路吉弘2佐)以下中部方面後方支援隊及び関西補給処桂支処の隊員100名が21日、23日の両日に京都御苑内において「と列」で奉送迎を実施した。=写真
両日とも残暑の厳しい中であったが、両陛下は車窓から笑顔でこたえられた。参加した隊員からは「天皇・皇后両陛下のとても優しい笑顔を拝見することができ一生の記念になりました」「厳重な警備のなか緊張した雰囲気に包まれていた『と列』は非常に貴重な経験でした」という声があった。
桂駐屯地は「京都市内に所在する唯一の駐屯地」で、駐屯地発足50周年を迎える本年に初めての「と列」への参加だった。 |
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徳島県知事から感謝状 |
<徳教群> |
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8月10日、徳島教育航空群(群司令・有働賢三1佐)は徳島県知事から感謝状を贈呈された。これは、7月31日朝から翌日8月1日の朝にかけて四国を通過した台風10号に伴う豪雨災害による行方不明者の捜索や孤立者の早期救出活動に当たり住民の生命と安全の保護に大きく寄与したものとして贈られたものである。
記録的な豪雨に見舞われた徳島県西部の山間部に位置する木沢村では土砂崩落や道路決壊などの影響で、住民が孤立状態となり、危険性が非常に高まっているとして、8月2日、徳島県知事から災害派遣の要請を受け、直ちに状況確認のため災害派遣の先遣隊を編成、陸路で現地に向かわせるとともに、救難ヘリコプターUH-60J(1機)を孤立者の救出に向かわせた。
山間部周辺は低い雲に覆われ時々強い雨が降る悪天候に加えて視界が極めて悪く、救難ヘリコプターによる救出は断念せざるを得なかった。一方、先遣隊は、午後5時半頃村役場に到着した後、陸上自衛隊第2混成団、中部方面航空隊の隊員と協力し、村内の被害状況の調査に当たった。
この日、徳島県知事が徳島教育航空群を訪れ、群司令に感謝状を手渡した。懇談の席で有働群司令は、「今後とも、関係各機関との情報交換を密にするとともに、共同訓練等を重ねて自衛隊に対する皆様の信頼と期待に応えたい」と語った。 |
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奥・井ノ上イラク子ども基金 |
募金にご協力を |
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奥克彦大使と井ノ上正盛書記官は昨年11月29日、イラクで人道復興支援活動の最中、何者かの襲撃に遭い凶弾に倒れました。二人は多岐にわたる復興支援の中でも、イラクの子ども達のための活動に力を尽くし、「日本の支援に触れてくれれば、いつか大人になったとき、その記憶が心に蘇るのではないでしょうか」とその意義を説いていました。この強い思いを実現するために、このほど各界多数の著名人・団体を発起人に「奥・井ノ上イラク子ども基金」が設立されました。
「奥・井ノ上イラク子ども基金」は、イラクを中心とする世界の恵まれない子ども達を助ける活動を支援することを目的に、活動としては、この基金の趣旨に合致する活動を実施するNGO等に対する資金助成、例えば教材や学用品の配布、学校の修復を行います。また、奥大使、井ノ上書記官のような人材の育成を目的として国内の教育機関に記念講座を設けます。
この基金の運営は、運営委員会(メンバーは11名)が行い、事務局はNPO法人WASEDA CLUB(〒167-0023 東京都杉並区上井草3-32-6伊地知ビル2階電話03・3390・0202)内に設置し、募金の受付、会計、支援事業選定の準備作業などにあたります。また、選定委員会(メンバーは5名)を設けて、支援事業の厳正な選考を行い、決定します。募金の状況、基金の事業、会計などはHP上で公開します。
「奥・井ノ上イラク子ども基金」は基金の趣旨に賛同していただける方からの寄付を募っています。募金方法は次のとおりです。
〈お振込〉▽三井住友銀行東京公務部支店 普通口座【口座番号】0154849【口座名】奥・井ノ上イラク子ども基金(オクイノウエイラクコドモキキン)※注・三井住友銀行からのお振込みには手数料がかかりません。
▽郵便振替口座【口座番号】00120-3-260205【口座名】奥・井ノ上イラク子ども基金(オクイノウエイラクコドモキキン)※注・通常の手数料がかかります。
〈その他の募金方法〉未使用金券、書き損じハガキなどの寄付を受け付けます。送付先=〒343-0003埼玉県越谷市船渡627-5「奥・井ノ上イラク子ども基金」未使用金券・書き損じハガキ受付センター ※未使用金券とは、テレホンカード、各種ギフトカード、CD券、図書券のことです。
詳しくは、http://www.oku-inoue-fund.comをご覧ください。 |
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全自弓道大会のお知らせ |
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第32回全自衛隊弓道大会が開催されます。これは、全自衛隊弓道連合会(会長・北原巌男官房長)が主催するもので、日時、会場、競技種目などは次のとおりです。
〈日時〉12月5日(日)8時40分〜17時
〈会場〉明治神宮至誠館第二弓道場(JR山手線代々木駅、都営地下鉄代々木駅下車徒歩15分または小田急線参宮橋駅下車徒歩5分)
〈参加資格〉自衛隊員及び現在自衛隊の施設で常勤する者並びに元自衛官で、かつ、全日本弓道連盟認許の有段者であること。ただし、元自衛隊員の行う競技は、個人戦のみとする。
〈競技種目〉▽団体戦A=駐屯地等を単位とし、1チーム3名による合計24射の的中制▽団体戦B=審判員の評価による射道の採点制。ただし、選考の対象は各駐屯地等のAチームのみとする▽個人戦=各目8射による的中制。ただし、団体戦出場者は、その成績をもって個人競技を兼ねる。
〈表彰〉▽団体戦A=1位から6位まで及び敢闘賞▽団体戦B=最優秀、優秀及び優良▽個人戦=【1】称号受有者の部(1位〜3位)【2】参段以上の部(1位〜6位)【3】初・二段の部(1位〜6位)【4】女子(有段)の部(1位〜6位)【5】隊友の部(1位〜3位)
〈参加申込先及び連絡先〉〒350-1394 埼玉県狭山市稲荷山2-3空自入間基地第3補給処整備部品質管理課・志村貞氏電話042-953-6131内線3302 専用線8-43-3302 FAX8-43-3284
〈詳細についての問い合わせ先〉空自十条基地補給本部総務部総務課・川出久男氏電話03-3908-5121内線6046 専用線8-82-6046 |
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