樟南第2高等学校 2年 野村省太郎 今回の生活体験入隊者は男女を合わせて17名で、それぞれに体験入隊を行うにあたり目標や考え方があったと思います。 僕は、自衛隊というのは見たからに固く、規律が厳しい職場と思い、やる気があまり起こりませんでした。しかし、実際には自衛隊の生活を過ごしてみて初めは辛いと感じましたが、慣れてしまえば楽しく面白く過ごしました。 いろいろな訓練を受けましたが、中でも基本教練は、一番印象に残りました。実際に号令をかけて人を動かしてみて、その難しさを知りました。 辛いこともありました。城山への徒歩行進では、慣れない自衛隊の靴で足ずれを起こしました。何とか歩き通して、山頂から眺めた桜島の雄大な姿には、感動し辛さも吹き飛んでしまいました。 自衛隊の体験入隊は、日頃の生活で味わう事の出来ない良い体験となりました。この体験で学んだ1つ1つを片すみにおき、今後の高校生活に活かしていきたいと思います。短い間ではありましたが、教官の方々本当にありがとうございました。
姶良町立建昌幼稚園教諭 高江さち子 今回の研修は自分の職場と全く違う環境の下であったが、集団行動を主にしている点では幼稚園と同じだと感じた。「組織」の中で行動する以上は、単独行動や自分本位な考え方は厳禁である。自衛隊研修は、生活体験を通じて学ぶ事を身をもって感じた。 今回の研修の内容として、整列や行進、救急法など自衛隊の活動の初歩的な事を学んだ。動作を機敏に素早くこなす事や言動を明確にする事など、どこの職場でも必要とされる事ばかりだった。「恥ずかしい」とか「難しい」という考え方は関係なく、どれだけ自分の職務を全う出来るかという事が大切であると感じた。 この2泊3日の生活体験で「組織」の中の自分のあり方を見直し、これからも努めていきたいと感じた。