総合的な学習の時間 壁新聞で成果を発表 <帯広地連>
帯広地連(部長・西村良雄1陸佐)では、「総合的な学習の時間」の支援依頼件数が飛躍的に増加している。12月5日に帯広市内の若葉小学校3年生が帯広駐屯地見学の成果を約2ヶ月一かけて壁新聞にまとめ、授業参観の場で多くの父兄を前に発表した。 父親が自衛官の児童が多いことから、親が働く職場を一目見ようと、「総合的な学習の時間」では過去最多の18名が同駐屯地を見学に訪れた。始めに駐屯地広報が自衛隊の仕事内容について説明した後、児童達から「自衛隊さんになって一番良かったと感じたことは何ですか?」、「訓練で一番つらいことは何ですか?」など、次々と質問が出された。これに対し、駐屯地広報が「私が自衛官になって一番良かったと感じたことは、災害にあったところに行って人を助けた時に心からお礼を言われたことです」と丁寧に回答すると、児童達は真剣な表情でメモを取っていた。 児童達は各グループとも成果発表の際には自衛隊の災害派遣を取り上げ、活発な意見交換がなされた。