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スペーサー
自衛隊ニュース   1092号 (2023年2月1日発行)
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令和5年始動! 訓練始めで団結力強化
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第6師団
白熱!スキーリレー
 第6師団(師団長・鬼頭健司陸将=神町)は、年明けの1月6日から各部隊計画により、年頭行事及び訓練始めを実施し、新たな気持ちで令和5年の隊務を開始した。
 6日、師団司令部で行われた年始行事においては、鬼頭師団長をはじめとして師団司令部の各部課長等が新年の目標を表明し、満願成就の願いを込めて新しい達磨に目入れを行った。
 引き続き、訓練始め行事として各部課室を4グループに分け、各グループ対抗スキーリレーを駐屯地グラウンドにおいて実施した。各チーム一丸となり、走者も応援にも力が入り白熱した訓練始めとなった。
 第6師団は、今年も鬼頭師団長を核心として師団全隊員があらゆる事態に即応し「任務完遂」していく。
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第6施設大隊
降雪の中、射撃訓練
 第6施設大隊(大隊長・日野貞義2陸佐=神町)は1月6日、神町駐屯地1号隊舎跡地(旧第6施設大隊隊舎)において「大隊朝礼」を、1月10日、東根射場において「令和5年訓練始め」をそれぞれ実施した。
 大隊朝礼では、各中隊長、最先任上級曹長が順次に今年1年の目標発表を行った後、日野大隊長が自衛隊に対する国民の関心と期待が高まる中、大隊一丸となってその責務を完遂するため、「更なる使命の自覚」、「国民の負託に応える」を今年の目標に掲げ、隊員に要望した。
 訓練始めとして、東根射場において、89式小銃射撃訓練を実施した。大隊は、年度を通じて射撃連度の向上を重視し、銃操作の習熟を図っている。
 射撃開始に先立ち、令和5年1年間の訓練事故の絶無及び隊員家族の安全を祈願して、早朝から射場における除雪を実施し、整斉と射撃準備を実施出来た。
 各中隊代表射手により、300m射座において、89式5・56mm小銃基本射撃上級検定第6・7習会を「全弾命中」を目標に射撃した。雪の降る悪条件であり、吹雪で的が見えなくなり、射撃を一時中止することもあった。参加隊員は、いかなる気象条件を克服し、目標を捉えて、安全管理に留意しながら、それぞれ成果を上げ、射撃練度の向上を図った。
 大隊は、機動師団の施設力の骨幹を担うべく隊員一人一人が「使命の自覚」をして、射撃技術のさらなる練度向上に努め、師団の任務達成に寄与できる強靭な施設大隊として、いついかなる任務にも即応できる施設大隊を目指していく。
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北部方面対舟艇対戦車隊
リレーとジョーリングで団結強化
 北部方面対舟艇対戦車隊(隊長・齋藤誠2陸佐=倶知安)は、1月10日、同駐屯地において新年の安全祈願と帰属意識の高揚を図ることを目的に「令和5年北部方面対舟艇対戦車隊訓練始め」を実施した。スキー訓練を主体として、安全祈願及び小隊・班対抗リレー及びジョーリングにより駐屯地外柵の積雪状態の確認を行った。
 新年の挨拶で隊長より、「MPMS特技能力を高めよう」「プロとして個の能力を高めよう」「一笑懸命に勤務しよう」と目標が述べられ今年1年が幕を開けた。
 安全祈願においては、隊長、副隊長、各小隊長等が車両にお神酒を捧げ、訓練及び車両の無事故を祈念した。その後、各GP小隊班対抗スキーリレーを実施し平均年齢43才の本部Aチームが見事優勝を果たした。
 最後に隊長を先頭に各小隊長等でジョーリングを実施し、隊員の士気の高揚と団結の強化を図った。隊は今年も地域と共にあり、目標に向かい一笑懸命職務に邁進する。
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留萌駐屯地
熱戦! 雪入れ競争
 留萌駐屯地(司令・高橋誠1陸佐)は、1月11日、駐屯地所在の諸隊が令和5年訓練始めとして、雪入れ競争を行い、部隊の団結・士気の高揚を図った。
 今回の雪入れ競争は、留萌駐屯地として初の試みで、1個チーム15名が定められた除雪用具を使用して、施設作業小隊が作製した雪山の前に設置された箱型の1トン土嚢への雪入れの速さを競うもの。
 留萌一家の隊員達は、正月明けと感じさせない激しい動きで力の限り雪しぶきを舞い上がらせながら、寒さを吹き飛ばすほどの熱戦を繰り広げ、優勝を争った。
 結果は、息の合った連係プレーにより熱戦を制した、第3普通科直接支援中隊が初代チャンピオンに輝いた。
 今年も引き続き留萌駐屯地は、あらゆる任務を達成できるよう、訓練に邁進していく。
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第10即応機動連隊
3年ぶり雪上騎馬戦
 第10即応機動連隊(連隊長・松井貴仁1陸佐=滝川)は、1月10日、滝川駐屯地において令和4年度訓練始め「10即機雪上騎馬戦」を実施した。新型コロナウイルスの影響により連隊として訓練始めを行ったのは、3年ぶりで、約250人の隊員が参加した。
 騎馬戦は、各中隊4人1組の7個組(中隊長1個組を含む)で編成し、相手騎手の帽子をより多く取るか、相手中隊長の帽子を取った中隊の勝利となる。競技開始に先立ち、松井1佐は、指揮官の構想のもと、自ら考えて行動する自律分散型の戦闘を要望した。また各中隊長による口上を実施し、隊員の士気を鼓舞した。
 令和4年度の訓練始めは、激戦の末、第3普通科中隊が優勝した。各中隊の流動的な戦闘及び士気の高さと団結力は、じ後の訓練検閲に向けた任務遂行意欲を高揚させた。
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岩見沢駐屯地
チーム一丸、アキオ曳行リレー
 岩見沢駐屯地(司令・荒関大輔1陸佐)は、1月10日「令和5年訓練始め」を駐屯地内営庭で実施した。
 今年の訓練始めは、駐屯地に所在する第12施設群各中隊5個チーム・第2直接支援中隊1個チーム・業務隊1個チームの全7個チームによるアキオ曳行リレー競技を行った。
 競技内容は、部隊長や中隊長が識別用の旗を持ち乗艇したアキオを、スキー曳行及びかんじき曳行を交えてリレー方式で営庭に作った八の字のコースを周回するもので、駐屯地司令の号砲で各チームは一斉にスタートし、インコースを奪い合いながら選手たちは一丸となってゴールを目指し必死に走った。
 応援者も白熱し大いに盛り上がりを見せた。優勝したのは第12施設群第399施設中隊だった。
 岩見沢駐屯地は新年から各部隊の団結の強化及び士気の高揚を図り、令和5年の隊務を力強くスタートすることができた。
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松本駐屯地
うさぎ年にちなみ大縄跳び
 松本駐屯地(司令・鏡森直樹1陸佐)は、1月10日、各部隊が各々の訓練始めを実施し、今年の訓練をスタートさせた。
 第13普通科連隊(連隊長・鏡森直樹1陸佐)と第12後方支援隊第2整備中隊第2直接支援小隊(小隊長 菊地2尉)は、うさぎ年にちなんで飛躍の年にすべく、各中隊対抗の大縄跳びを実施し=写真上=、大接戦の末、第1中隊が優勝した。
 第306施設隊(隊長・山中2佐)は、隊本部、各小隊対抗のダンプ曳航を実施した。スタートの号令で副隊長、各小隊長がダンプにいかり結びを実施し、各隊員がダンプを約40m引っ張り、そのタイムを競った。いかり結びの早さがタイムに直結するため、副隊長、各小隊長にそれぞれの隊員がプレッシャーをかけ競技会は大いに盛り上がり、渡河交通小隊が優勝した。
 業務隊(隊長・内山2佐)は、各科が主に使用する車両の安全祈願を実施した。車両4台を並べ、各科長がお神酒を車両にかけた後、隊長が全ての車両にお神酒をかけ、安全を祈願した。
 10日夕方には、隊員食堂において賀詞交歓会を実施し、松本市自衛隊協力会の本郷会長をはじめ近隣町会長らを招待。顔合わせ、名刺交換をしてさらなる自衛隊に対する理解の深化を図った。
 松本駐屯地は今年も鏡森駐屯地司令を核心として「連携」「信頼」を掲げ、地域に愛される駐屯地を目指していく。
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第1陸曹教育隊
スキー滑降訓練で人文字

 第1陸曹教育隊上級陸曹教育中隊(倶知安)は1月10日、倶知安町旭ヶ丘スキー場において「訓練始め(スキー滑降訓練)」を実施した。
 本訓練は、1年間中曹教育及び上曹教育の完遂を祈願すると共に隊員相互の士気の高揚を図ることを目的とし、常に上昇志向を保持し高みを目指す上曹中隊の一文字を取って、中隊長の岡部3佐を中心として「上」のフォーメーションで滑降を行った=写真。


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