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令和3年度総合戦闘射撃訓練
VTCで2つのの演習場を連携
<第5旅団> |
第5旅団(旅団長・廣惠次郎陸将補=帯広)は、5月24日から5月31日までの間、北海道大演習場島松地区及び矢臼別演習場において旅団隷下の各普通科連隊、第5特科隊、第5戦車大隊、第5施設隊等が参加して「令和3年度総合戦闘射撃訓練」を実施した。
本訓練は、増強普通科連隊を基幹とした諸職種部隊間の連携及び火力発揮要領を練成し、各種火力の組織化を図ることを目的に行われ、昨年度に引き続き、VTC(ビデオ会議)等により2つの演習場を連携して同一状況下で訓練を実施した。
参加した各部隊は、各級指揮官の適切な状況判断と指揮の下、戦況に応じて各種目標に対し適切な火力を配分して正確な射撃を実施する等、所望の成果を得て訓練を終了した。 |
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旅団バトラー集中訓練
第2中隊・施設作業小隊・衛生小隊が受閲
<第8普通科連隊> |
第8普通科連隊(連隊長・堀田朗伸1陸佐=米子)は、5月7日から15日までの間、原村演習場において、旅団バトラー集中訓練に参加し、第2中隊、施設作業小隊及び衛生小隊に対し第1次訓練検閲を実施した。
訓練開始式において統裁官(堀田朗伸1陸佐)は、「各級指揮官による企図の徹底」及び「安全管理」を要望し、第2中隊に対し「空地からの情報と火力の連携」、施設作業小隊に対し「作戦全般にわたる施設支援」、衛生小隊に対し「積極的な衛生支援」を要望事項とし訓示を述べた。
本検閲は、昼間から夜間にかけての約40kmの徒歩行進訓練から陣地攻撃にわたる一連の行動で実施された。徒歩行進訓練においては、一名の落伍者もなく全員が行進し、その後集結地を占領した各部隊は、警戒部隊を駆逐し、第一線陣地を攻撃した。この際、斥候組によるドローンを使用した偵察活動により、敵防御陣地を速やかに解明するとともに、作戦行動を容易にし、情報と火力を効果的に連携した攻撃を行った。施設作業小隊は、部隊と緊密に連携し、小隊長の指揮の下、障害処理を実施し、作戦全般にわたる施設支援を実施し、衛生小隊は、負傷者発生時の治療・後送等の衛生業務を実施し、人的損耗の局限を図り攻撃戦闘を継続的に支援した。
連隊は、本訓練で得た教訓事項を糧に、更に精強な部隊を目指し練度向上を目指していく。 |
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日米合同ブリーフィング
互いの部隊について理解深める
<第4施設群> |
第4施設群兼座間駐屯地最先任上級曹長の千葉大介准陸尉は、6月2日、カウンターパートである在日米陸軍基地管理本部ターナー最先任上級曹長とともに、駐屯地の講堂において日米の参加者に対し、各々の部隊のブリーフィングを相互に実施した。
ブリーフィングは日米の最先任上級曹長による部隊説明及び質疑応答のほか、参加者同士による自己紹介が行われた。参加者は自衛隊から千葉准陸尉以下駐屯地所在部隊の各先任上級曹長等8名と、米軍からターナー最先任上級曹長以下在日米陸軍基地管理本部等の7名がそれぞれ出席し、お互いの部隊について理解を深めた。特に質疑応答の際には、日米双方から多くの質問が飛び交い、積極的に学ぼうという姿勢が随所に見られ、終了時刻が予定よりも1時間以上延長されるなど非常に有意義なブリーフィングとなった。
最先任上級曹長の千葉准陸尉は、「引き続きお互いに訓練視察や施設見学等を実施して交流を継続し、日米の下士官同士の連携を強化していきたい」と今後の展望を述べた。
座間駐屯地は、陸上自衛隊で唯一在日米陸軍と同じ敷地内に所在する駐屯地として、これからも日米の連携を強化していく。 |
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令和3年度防衛省行政事業レビュー公開プロセス |
6月18日、防衛省A棟講堂において「令和3年度防衛省行政事業レビュー公開プロセス」が実施された。
行政事業レビューとは、各府省が自らの事業を必要性・効率性・有効性の観点から点検し公開することで、国の行政の透明性を高めて国民への説明責任を果たすことを目的に行われるもの。防衛省においても、大臣官房長を統括責任者とする行政事業レビュー推進チームと、統括責任者が選定委託した外部有識者会合によって、令和2年度に実施した全ての事業と、令和3年度新規事業及び令和4年度新規要求事業について点検が行われている。
今回議論された事業は(1)中距離対空誘導弾の取得、(2)障害防止事業、(3)安全保障技術研究推進制度の3つ。開会にあたり大西宏幸防衛大臣政務官が「活発なご議論を頂き、多くの有益なご指摘を頂けるよう期待しています」と挨拶した。約4時間の公開プロセスでは、外部有識者から時には厳しい意見や提示が行われ、その様子はインターネットでも中継された。
行政レビューは4月中旬から始まり、今回の公開プロセス後の中間とりまとめ等を経て、9月に最終的な結果の公表を予定している。
なお、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、座長以外の外部有識者5名が、初めてオンラインでの参加となった。 |
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「元気が出た」第48回定期演奏会
<西部方面音楽隊> |
6月5日、熊本県立劇場コンサートホールにおいて陸上自衛隊西部方面音楽隊(隊長・志賀亨2陸佐)が第48回定期演奏会を実施した。定期演奏会は、国歌演奏に始まり、西部方面隊の活動映像と伴に奏でる演奏などを実施した。アンコールでは、アニメ鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華〜炎」及び「コバルトの空」で締めくくくった。
定期演奏会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から来場者を熊本県在住の方限定かつ会場最大収容数の半分以下で実施した。
また、会場入り口のスペースに熊本地本が広報ブースを設置し、自衛隊の活動状況等のパネルを展示した。訪れた来場者からは、「大変素晴らしかった。楽しかった」「久しぶりの生演奏に癒された。元気が出た」「コロナ禍での困難な状況下での開催ありがとうございます」などの声が聞かれた。
コロナ禍で例年から多くのイベントなどが中止となる中、定期演奏会は貴重な広報機会となった。
【来場者】623名(熊本県立劇場コンサートホール‥1810名収容可能)
【出演部隊・曲目】(12曲)
○西部方面音楽隊(健軍駐屯地)・国歌「君が代」・サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲・行進曲「立派な兵隊」・インマークライナー・吹奏楽のための第2組曲・吹奏楽のための「エール・マーチ」・イントロダクションとダンス・上を向いて歩こう・おひさま〜大切なあなたへ。以下アンコール・紅蓮華〜炎・コバルトの空 |
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