防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1054号 (2021年7月1日発行)
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
ノー フィルター イズ ベター
No filter is better!
そのままがいいよ!

 Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。関東地方は梅雨入り宣言とともに、晴天が続くというおかしな気候になっています。梅雨の雨は、植物にとっては大切な雨です。しっとりと降り続く雨も趣がありますね。
これから夏に向けて、イベントがたくさんあります。すべてがうまくいきますように祈念しています。楽しく陽気で安全なイベントの運営が期待されています。

 今回の表現は、"No filter is better"「そのままがいいよ!」です。フィルターは、空気清浄機などに取り付けられているフィルターの意味もありますが、SNSなどで使われている写真などを加工することを、フィルターをかけるといいます。昔流にいいますと、修正写真のようなものです。最近は、携帯電話にも様々なアプリがあり、自分の思うように画像を修正したり、加工したりすることが電子的にできるようになっています。そんな中で、いろいろ加工するよりは、何もしないでそのままのほうが、好感度がいいよといった感じのフレーズです。言ってみれば、相手に対する誉め言葉でもあります。加工や修正がうまくいっても、みんな同じ顔のようになるのも考えものですね。

 今週のブログは米軍留学時代、テキサス州の運転免許取得に挑戦したエピソードを書いています。興味のある方は、次のURLへ飛んでみてください。https://worldlife.jp/archives/3170 「今すぐ免許センターに戻れ!」が今回のタイトルです。ご笑覧ください。何やら季節感が少しはっきりしなくなってきています。これから長雨でじとじと日が続くかもしれません。雨でも湿度が多くても、熱中症の予防を心がけてください。雨に滴る緑も元気を与えてくれます。陽気で楽しく、ストレスの少ない生活をお楽しみください。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
中野公認会計士事務所 福本幸士
福本氏は、令和元年2月に陸上自衛隊中部方面航空隊本部を2陸佐で定年退官。56歳(記事作成時)

 私は、自衛隊京都地方協力本部から就職の援助を受け、中野公認会計士事務所へ再就職いたしました。
 希望条件に合う職場がなかなか見つからないなか、当初、病院の事務長のお話を受けましたが、2次面接の時点で別の方の採用が決まり、次の紹介先を案じていたところ、現事務所を紹介していただきました。事務所としては、税務関係者以外を採用して事務所改革を進めたいとの意向だったようです。
 事務所は、総務部と税務部に分かれ、約50名が在籍しています。私は、現在、総務部長として職務に当たっています。
 総務部の任務は、所長や各部署の所員に気持ちよく働いてもらえるよう環境を整備することです。業務は、受付、経理、人事、労務、採用、教育訓練、文書・情報・施設管理、補給整備、福利厚生等、多岐にわたるため、業務全般を所掌しているといったところです。部下も限定されることから自ら手を動かさないと事務所が回らないため、日々勉強という毎日を送っています。
 業務上、売上やそれに係る所員の工数を集計し、分析結果を定期報告する場がありますが、事務所の実態を把握できていない段階での説明は、かなり苦労しました。税務用語も分からなかったので、入所後すぐに簿記3級の資格を取得しましたが、実務経験がないためか今のところ成果を実感できていません。
 事務所改革においては、業務の効率化を図るためのITシステムの導入や、働き方改革について検討を進めています。大きな成果はまだですが、来年は検討成果を実現する年と位置付け、改革を牽引していきたいと思っています。
 在職中に資格を取得される方も多いと思いますが、実務経験が伴ってきて資格が考慮されてくると思います。中途採用する側の期待値は即戦力です。再就職後は、自衛官らしさと健康が重要だと感じています。自衛官スピリットはどこでも通用します。再就職後は勉強あるのみです。

防衛ホーム俳句コーナー
浜昼顔音なく砂の崩れけり    有馬 澄廣
日盛の畦道を行くほかになし   岩崎 清子
故郷は皆老い軒は燕の子     江口 景舟
朝凉や家族の数の玉子割る    大谷 弥栄
ひたすらに雨に芝刈る電動機   亀田多珂子
検校の墓を過れる梅雨の蝶    制野 和子
沖眩し枇杷収穫の日和かな    中村 かよ
老鶯の峠を隔て鳴き交す     吉川 道男
山の温泉に寂びし灯や河鹿笛   庵崎 京子
茅葺の屋根行き来せる赤蜻蛉   一ノ瀬恵昭
海見ゆるひとりの席やソーダ水  折口 桂子
葉裏見せ煽らる風の蓮田かな   塩見 惇子
万緑の村を濁流迸る       信田 重昭
朝まだき郭公の声はるかより   岩原 滋利
蓮池の葉を吹きあふる雨意の風  田中あやめ
この齢して願ひ書く星の竹    深沢 矩子
裏木戸の軋み聴こゆる夜の秋   小谷恵美子
選 者 吟
濁り鮒長雨の田をよろこべる   畠中 草史

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