防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1051号 (2021年5月15日発行)
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入隊式 今年もコロナ対策万全 SNS等も活用
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第10即応機動連隊
 第10即応機動連隊(連隊長・岡田豊1陸佐=滝川)は4月10日、滝川駐屯地において「自衛官候補生課程入隊式」を挙行し、66名の自衛官候補生が入隊した。
 新型コロナ感染防止策を徹底した中、厳かな雰囲気の中で入隊式が執り行われ任命、申告、宣誓、第11音楽隊の演奏白龍連隊イメージビデオ上映等が行われた。
 執行者として連隊長は「これからの3カ月はプロとしての実力を錬磨する第一歩である。失敗を恐れることなく、試練や困難を同期と共に乗り越え達成感を味わってもらいたい。そして自ら考え、学習し、行動できる自衛官を目指し進化無限に成長し、6月29日の修了式には自信と誇り、高い使命感をもって迎えることを期待している」と述べ、候補生達を激励した。
 真新しい制服に身を包んだ66名の自衛官候補生は、これから約3カ月間行われる教育に対する強い熱意と履修意欲を新たにした。
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第7普通科連隊
 第7普通科連隊(連隊長・小野田宏樹1陸佐=福知山)は、4月12日、福知山駐屯地体育館において、自衛官候補生入隊式を挙行した。
 式は現在コロナ禍であることを鑑み、隊員の間隔を空け、宣誓の復唱を取りやめるなど、徹底した感染防止対策を講じた。また、隊員家族の参列は見送られたが、家族会、隊友会等の祝辞を頂く来賓は臨席して厳粛な式となり、その様子を多くの人に伝えられるよう、SNSを活用し情報を発信した。
 連隊長は式辞において、「自衛官の仕事は崇高であり、自らの意志でこの困難な道に進んでくれたことに感謝し、同期を大切にし、共に苦楽を乗り越え強くなるよう要望する」と激励した。自衛官候補生代表として田中候補生は、「仲間と切磋琢磨し信頼される自衛官を目指すとともに、伝統ある隊で訓練出来ることを誇りに思い、全員揃って自衛官候補生課程修了式を迎えることを誓います」と決意の言葉として述べた。
 第7普通科連隊は6月27日の修了式まで自衛官候補生を教育する。
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第39普通科連隊
 第39普通科連隊(連隊長・天内明弘1陸佐=弘前)は4月4日、駐屯地体育館において自衛官候補生15名の入隊式を行った。
 式は、父兄、来賓及び先輩隊員らが参列する中、候補生を代表して岩崎夢飛自候生が申告を行い、須藤世羅自候生が「自衛官として必要な知識及び技能の修得に励むことを誓います」と力強く宣誓した。
 これを受け天内連隊長は「目標をもって全力で取り組め」「同期生との絆を深めよ」「常に感謝の気持ちを忘れない」の3点を要望事項とし、「3カ月後、参列した先輩隊員と肩を並べるくらい立派に成長することを期待します」と式辞し、この後、櫻田宏弘前市長よりビデオレターでの祝辞が贈られた。
 式に参列した父兄等は約4日ぶりにみる自候生の決意を秘めた眼差しと、凛々しい制服姿に目を細めていた。
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姫路駐屯地
 4月11日、姫路駐屯地(司令・小松隆司1陸佐)は、「令和3年度自衛官候補生課程入隊式」を挙行した。
 入隊式開催にあたり、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、自衛官候補生の隊員家族並びに来賓の招待を控え実施された。
 晴天の下、自衛官候補生達は、紫紺(しこん)の制服に身を包み、引き締まった面持ちで式典会場に整列した。自衛官候補生代表者の統制の下、執行官に対し教育入隊の申告及び宣誓が力強く行われた。
 着隊当初、不安な表情を浮かべていた自衛官候補生達も、入隊式終了後には、それぞれの表情に決意が感じられた。
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隊員長女がオリンピックの聖火ランナーを務める
 南西航空警戒管制団司令部の大崎2空曹の長女が、東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれ、去る5月2日、無事に大役を務めた。
 長女の祖母(大崎2空曹の義母)はスポーツ観戦が大好きで、孫たちがスポーツをする姿を楽しみにしていた。
 しかし大崎2曹の転勤で沖縄県外にいる間に祖母は他界し、その姿を見せることができないままだった。そのことをとても残念に思っていたことと、東京オリンピックを楽しみにしていた祖母のため、長女が聖火ランナーに応募、見事選ばれた。
 晴天に恵まれた当日、祖母の地元であり永眠の地でもある糸満市、摩文仁の平和記念公園100mを聖火とともに走った。
 大崎2空曹コメント‥「聖火ランナーという大役を娘が務めさせてもらい、一生の記念になったと思います。義母もきっと喜んでくれていると思います」
 長女コメント‥「天国のおばあちゃんの地元である摩文仁で聖火ランナーとして走ることができて、おばあちゃんも喜んでくれたと思います」
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自衛隊初出店!!
 4月1日陸自習志野駐屯地に株式会社コロワイドのイタリアンレストランLaPausa(ラパウザ)がオープンした。
 コロワイド社は、『牛角』『かっぱ寿司』『土間土間』『ステーキ宮』『大戸屋』などのブランドを傘下に持ち、世界13か国に約3000店舗を展開する外食産業の大手企業で、防衛省初出店となる。
 成人男性の約1・5倍のカロリーを必要とする習志野駐屯地の隊員のため、一般のイタリアンレストランでも提供していない、ステーキ、カツカレー等をメニューに追加するとともに、全ての商品が大盛仕様だ。
 また、コロナ禍を考慮したキャッシュレス、飛沫飛散防止ボード等の設置により、安全・安心を前面に出した新たな接客スタイルで対応している。
 令和2年10月の公募からこれまで尽力したコロワイドMD事業運営課長 小泉氏は「今後も隊員のニーズに合わせ営業時間の変更やメニューの改善をショートスパンでやっていきます。更には習志野駐屯地を皮切りに全国の自衛隊のおなかを満たす企業に成長し、当社が最も得意とする酒類提供も視野に展開していきます」と各駐屯地から撤退が相次ぐ厚生センター内食堂及び隊員クラブへの出店意欲を熱く語った。
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習志野コラボメシ第2弾誕生!!

 陸上自衛隊と航空自衛隊の部隊が駐屯する陸上自衛隊習志野駐屯地・航空自衛隊習志野分屯基地隊員食堂では、令和3年度の新たな試みとして『陸自空自コラボメシ』を毎月提供している。
 4月8日に隊員食堂で提供した第1弾は、『習志野ピーナッツラーメン陸自バージョン』と『空自空揚げ習志野バージョン』だったが、この度、第2弾が誕生した。
 その名も『習志野ウィング揚げ』。今回は盛り付けにより陸自バージョン、空自バージョンを区別するコラボメシだ。
 ラインナップは、手羽揚げ2本、揚げ餃子、桜麩、三角チーズに生野菜。
 陸自バージョンの盛り付けは、夜間に降下に降下する空挺隊員をイメージし、一番星の桜麩の下、地表をイメージした生野菜の上に手羽揚げ、三角チーズ、揚げ餃子で空挺徽章を模った。
 空自バージョンは、手羽揚げと桜麩で模った航空自衛隊徽章と、揚げ餃子と三角チーズでPAC3をイメージした。
 今回は配食後、隊員個々に盛り付けをアレンジして楽しみながら味わってもらう『盛り付けコラボ』とした。
 考案した習志野駐屯地業務隊管理栄養士は、「人間の味覚は味付けだけではなく、盛り付けの見た目や食事中の気分により変化するので、今後も笑顔で食事をして頂けるメニューを考案していきます。」と意気込みを語った。
 今後も毎月新たなコラボメシを考案していく。


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