第36普通科連隊(連隊長・伊藤博幸1陸佐=伊丹)は4月4日、新型コロナウイルス感染症対策を講じつつ、自衛官候補生課程入隊式を挙行し、76名の自衛官候補生が参加した。
4月1日に着隊した隊員達は教官・助教の指導の下、敬礼などの基本教練を体得し、本入隊式に臨んだ。式に先立ち、第3音楽隊による祝賀演奏が隊員達の門出を祝った。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、家族が参加しない形で行われたが、隊員達は凛々しく堂々とした姿を見せ、同期一丸となって声高らかに宣誓を行い、自衛隊生活の最初の一歩を踏み出した。
入隊式後に行われた区隊旗授与式では、教育隊長から各区隊長に区隊旗が渡され、自衛官候補生たちはより一層引き締まった表情になっていた。
また、武器貸与式では、緊迫した雰囲気の中、各区隊長から小銃を授与されると、少し緊張した面持ちで、小銃に刻印された番号を読み上げていた。自衛官候補生は、これから約3カ月間、この区隊旗と小銃とともに陸上自衛官としての基礎を学ぶ。
今回掲載できなかった入隊式・入校式の記事は、次号(5月15日号)で掲載させて頂きます。 |