3月22日、ジャパン マリンユナイテッド(株)横浜事業所磯子工場に於いて、いずも型護衛艦「かが」の引渡式と艦旗授与式が若宮健嗣防衛副大臣・村川豊海上幕僚長・渡辺秀明防衛装備庁長官等の来賓の他、約600名参加の中摂り行われた。引渡式は同社代表取締役社長・三島愼次郎氏で艦旗授与式は横須賀地方総監・道満誠一陸将が執行者であった。
しらね型護衛艦「くらま」の代替艦として計画された「かが」の初代艦長は、くらま艦長であった遠藤昭彦1海佐。配属は、広島県呉市の第4護衛隊群になる。
護衛艦「かが」概要
基準排水量 約19,500トン、全長248m、全幅38m、喫水7・3m、機関形式ガスタービン4基、軸数2軸、出力112,000ps、最大速力30ノット、20ミリ機関砲2基、対艦ミサイル防御装置2基、魚雷防御装置1式、対水空レーダー1基、対水上レーダー1基、水上艦用ソーナーシステム1式、EW装置1式、情報処理装置1式、航空哨戒ヘリコプター7機、艦上救難等を行うヘリコプター2機、乗員約470名 |