秋田地本(本部長・原田一樹1空佐)は、12月4日から8日の間、陸自秋田駐屯地で実施された本年度第4回目の予備自衛官招集訓練(5日間)を支援した。今回は100名が参加し、第21普通科連隊第3中隊が本訓練を担任した。
初日に、雪の降るなか出頭した予備自衛官は、迷彩服を身に纏い訓練開始式に臨み、その後、「精神教育」、「射撃予習」を実施し、2日目以降は「射撃検定」、「基本教練」、「格闘訓練」、「衛生教育」等の訓練プログラムが予定どおり行われ、知識・技能の向上、そして体力・気力の維持向上が図られた。
訓練最終日、上限により任期満了を迎えられる佐々木予備准陸尉に援護課長から東北方面総監顕彰状を伝達した。
最後に、「普段は民間人としてそれぞれの職業に従事しつつ、多忙な中、また今回は師走に入り慌ただしい中、訓練に参加いただき感謝を申し上げる。予備自衛官はいざという時に防衛招集や災害招集命令などを受けて自衛官となり、それぞれの任務にあたることになる。民間人と予備自衛官の両立は容易ではなく、皆さんを非常に心強く、頼もしく思う」と原田本部長からの言葉を援護課長が伝え、本訓練を終了した。
秋田地本は、「訓練担当部隊と協力し、環境改善と魅力化をさらに進め、あらゆる機会を通じて予備自衛官等制度の充実・発展に努力していく」としている。 |