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945号 (2016年12月15日発行) |
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ジブチ軍統合士官学校表敬訪問
将来にわたる日ジ関係構築を |
派遣海賊対処行動支援隊司令(DGPE・第6次要員)佐藤和之1陸佐及び派遣海賊対処行動航空隊司令(DAPE・第25次要員)坪倉大吾2海佐は、11月21日、ジブチ軍統合士官学校学校部長ムハンマド・アリ大佐を表敬訪問するとともに、同校士官候補生に対する防衛講話を実施した。
本訪問は、将来のジブチ防衛の中核を担う士官候補生に、ジブチ周辺で活動する自衛隊及びその活動を理解してもらうとともに、士官候補生の段階から将来にわたる日本隊との関係構築を目的として実施したものである。
同士官学校への自衛隊からの訪問は初めてであり、両司令は士官候補生及び学校教官に対する講話において、我が国の地理、安全保障環境の変化、自衛隊の変遷、国際平和協力活動、海賊対処行動部隊の活動等を紹介した。
ジブチ軍統合士官学校は、2007年、ジブチ国内仏軍空挺部隊駐屯地跡に設立された。3コ学年で計約90名の士官候補生が勉学と訓練に励んでおり、学校教官の他に4名のモロッコ軍連絡官兼教官と2名の仏軍連絡官兼教官が常駐し、教育を支援している。
学校部長ムハンマド大佐は、「来訪を心から歓迎するとともに日本と自衛隊についての紹介に感謝する。将来にわたって自衛隊拠点部隊と密接な関係を構築していきたい」と述べた。
今後、派遣海賊対処部隊とジブチ軍統合士官学校は、定期的に司令講話、訓練見学、士官候補生による自衛隊拠点訪問等を通じて、相互理解と交流を図っていく方向で一致した。 |
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日米防衛相会談
同盟関係引き続き強化 |
12月7日午前、稲田朋美防衛相は防衛省で来日中のアシュトン・B・カーターアメリカ合衆国国防長官と会談し、日米同盟を引き続き強化していく事を確認した。 |
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