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自衛隊ニュース   897号 (2014年12月15日発行)
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第7期飛行安全特別講習修了式
〈航空安全管理隊〉
 空自航空安全管理隊(司令・橋本進空将補=立川)で11月21日、「第7期飛行安全特別講習」の修了式が行われ、13人の若い操縦者に修了証書が授与された。
 同講習は航空教育集団司令部から派遣された13人の受講学生を対象に11月10日から約2週間、飛行安全に係る基礎的事項や航空事故防止の重要性についての理解と認識を深めるもので、特にヒューマン・ファクターズについての理解促進を図った。
 安全の概念、基本的ヒューマン・ファクターズ教育、事例教育や討論、部内外での研修などを実施、受講学生からは「集中的に安全について学ぶことができ、理解を深めることができた」「短期間であったが非常に充実した内容であった」「飛行安全について理論だてて学ぶことができ、自分の意識が変わった」などの感想が寄せられた。
 講習ではまた、朝礼の時間を利用して受講学生達に「先輩から伝えたいこと」として、今後戦闘機操縦者、自衛官として勤務していく上での糧としてもらうため、操縦者をはじめ、航法、整備、気象、航空管制、情報、防衛技官(心理)などの様々な職種の幹部隊員らが経験談などを語り伝えた。学生達からは「様々な職種の先輩からいろいろな経験談が聞けて非常に有意義だった」などの声が聞かれた。
 修了式で橋本司令は学生一人一人に修了証書を授与するとともに訓示で「精強で安全な操縦者となるよう今後の研鑽に期待する」と今後空自の操縦者として活躍する若き学生達にエールを送った。

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