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自衛隊ニュース   889号 (2014年8月15日発行)
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快挙!全員入賞
防衛省少林寺拳法部

 7月19日、千葉県浦安市運動公園総合体育館で今年度の少林寺拳法関東実業団大会(大会会長・全日本・関東実業団少林寺拳法連盟会長 渡邊信)が開催され、少林寺拳法連盟 新井庸弘会長列席のもと、関東地区の実業団支部から約100名の選手が参加した。
 本大会には、防衛省少林寺拳法部から7人が参加し、全員が入賞する快挙となった。同部は、創立50年を超える歴史があり、現在も平日の昼休みを中心に市ヶ谷地区武道場に多くの部員が集い、和気あいあいと練習が行われている。今回、三段の部で優秀賞を受賞した松本裕児3海佐は、「来年1月24日は、市ヶ谷で全自衛隊大会が行われる。関東実業団大会で当部の拳士が活躍し、来年に向けてはずみがついた」と感想を述べた。

○三段の部 優秀賞松本裕児・森脇司
○初・二段の部 優良賞
 楠幸太・桐山貴先
○混合の部 最優秀賞
 生形良隆・小田遥
○段外の部 最優秀賞
 志村朋宏


盆踊り大会
市ヶ谷駐屯地・基地
 7月26日、市ヶ谷駐屯地・基地(陸司令・山本敦督陸将補、海司令・余座正一1海佐、空司令・安藝一1空佐)は、防衛省正門北側広場で市ヶ谷自衛隊友の会(岡戸和夫会長)との共催、港区防衛親交会(堀口哲彦会長)の協賛による「盆踊り大会」を行った。
 陸自市ヶ谷駐屯地、海自及び空自の市ヶ谷基地に所在する計12部隊の隊員、隊員家族・友人・知人、OB、招待者、希望者に入場券が配布された近隣住民など約3000人が参加した。
 昨年は北朝鮮のミサイル事案の影響で中止となり2年ぶりの開催。近隣住民から「今年は開催されるのか」と事前の問い合わせが相次いだほど長年に渡り地元に根付く市ヶ谷夏の風物詩である。
 盆踊り大会は、7部隊(陸自=中央業務支援隊、中央会計隊、第302保安警務中隊、中央情報隊、システム開発隊、海=東京業務隊、空=航空中央業務隊)による対抗戦、部内部外問わず自由参加の二部構成で、陸海空の支援要員延べ75人が折からの炎天下の中、3日がかりで組み上げた高さ約6mの櫓の内部、周囲を大勢の参加者が笑顔で「東京音頭」「ドンパン節」に合わせて踊った。
 部隊対抗戦は、揃いの法被や浴衣でいなせに踊る部隊、カラフルな女性隊員の浴衣や髪飾りが艶やかな部隊、タンクトップから覗く逞しい二の腕が力強い部隊など個性的で、踊っている隊員たちのみならず見る者を大いに楽しませた(優勝・海自東京業務隊、準優勝・陸自第302保安警務中隊、第3位・空自航空中央業務隊)。
 その他にも、朝霞振武太鼓(陸自第1施設大隊)による太鼓演奏、所在部隊隊員による模擬売店・手持ち花火などのアトラクション、飲食で老若男女が楽しみ、夏の夜のひと時を過ごした。同時期には、全国の駐屯地・基地でも同様の催しが盛んに行われたが、来年もまた、つつがなく各所でお祭りを楽しめる夏になるよう切に祈りたい。

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