防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   889号 (2014年8月15日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
みやこ町社会福祉協議会 松永隆徳
松永氏は平成25年6月、第8航空団司令部防衛部を3空尉で定年退職。55歳

 昨年定年を迎え、援護室の方々のご尽力により、福岡県京都郡のみやこ町社会福祉協議会に再就職して1年になります。勤務先は平成筑豊鉄道犀川駅から徒歩で10分ほどの小高い山の上にあり、豊かな田園風景と黒田官兵衛で有名な馬ヶ岳を正面に望む自然豊かな歴史溢れる場所で、犀川コミュニティーセンター「いこいの里」といい、本館、芸能館及び物産館の3棟の建物と車100台が駐車可能な駐車場からなっています。
 社会福祉協議会は、各地方行政と連携協同して福祉活動を行う地域福祉を推進する中核的な団体であり、基本理念である、住みなれた地域で誰もが安心して暮らせる街づくりを目指しています。
 業務内容は、センターの施設、車両及びお風呂のボイラー管理が主な業務で、この他にデイケア利用者の送迎、高齢の方へのお弁当の配食及びお風呂利用者の接客も行っています。施設及び車両の管理は大丈夫なのですが、ボイラーは初心者なので業者に教えてもらいながら勉強中です。デイケア利用者の送迎は、土地勘のない地域なので経路を覚えるまでは大変でした。利用者は高齢の方々なので、車両の運転には細心の注意が必要です。お弁当の配食は、高齢のため買い物に行けない方に対する配食です。安否の確認が大事で、確実な確認行為をしています。接客業務は、慣れないこともあり苦労しています。お風呂がぬるいとか熱いとか苦情もいろいろありますが、ここのお風呂が一番と言われる方も多く、そんなときはとても嬉しく、有り難くおもいます。
 今の職場は、上司も同僚にも恵まれ楽しく働いています。
 これから定年を迎えられる皆さん、再就職に悩んだり、心配されているとは思いますが、新人として新たな気持ちで挑戦してください。私は、「してあげてる」ではなく、「させてもらってる」という思いで頑張っています。健康に留意して再就職に備えて下さい。


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