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空の精鋭ここにあり
過去最高来場者15万人
岐阜基地航空祭 |
11月24日、岐阜県各務原の航空自衛隊岐阜基地で航空祭が行われた。雲も風もない航空祭日和の中、過去最高の15万人が来場。前日夜から基地の周りには人が集まり始め、当日朝6時には、基地のすぐ側にある三柿野駅まで人で埋め尽くされ身動きも取れない程。エプロンに行く途中には持ち物検査もあり、さすがは空自保有機のほぼ全部がある岐阜基地。人気の高さを感じさせられた。
他の基地の航空祭とは違いブルーインパルスの飛行展示は午前中に行われ、「朝からブルーが見られるなんて」と来場者は大喜び。中部国際空港などから飛び立つ飛行展示機よりも高高度を飛行する民航機のしっぽのような飛行機雲も映え、「これぞ日本の空」(岐阜市在住・48歳男性)だった。
午後には岐阜基地名物の異機種大編隊(C—1・F—2・F—4・F—15・T—4・T—7)の飛行が行われ、観客の興奮度はマックスに。異機種大編隊飛行から戻ったと思ったら、タッチ&ゴーしていく機体。着陸すると手をふる観客に応える様にキャノピー後ろのスピードブレーキを振って応えるF—15。
その他、小牧基地のKC—767空中給油・輸送機やC—130輸送機・UH—60・U—125、百里のRF—4、美保のT—400、入間のU—125、陸上自衛隊明野航空学校のAH—IS とUH—60Jなども飛来。岐阜のXC—2も一緒に地上展示。
「航空祭でこんなに満喫したのは初めて」「飛行機でお腹いっぱいだぁ」「こんなに素晴らしかったら人ごみなんて気にもならないよね」等と言いながら、観客は満足げに基地を後にしていた。 |
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オスプレイ周辺首長と報道陣に公開 |
12月1日の新田原エアフェスタ2013で一般公開されるために基地を訪れたオスプレイ。前日には周辺自治体首長と報道陣に公開された。航空祭当日、オスプレイを見た人は「理解はわからないが、親近感は涌いた」などと様々に楽しんでいた。オスプレイのパイロットを務めるトラビス・キーニ大尉は「実際にご覧頂ける機会を頂けましたことを本当に光栄に思っております」と語っていた。 |
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大分から留萌へ
2師団
99TK・99SP 民間フェリーで |
11月22日、大分・熊本両県で行われた平成25年度協同転地演習を終えた第3戦闘団(第3普通科連隊)を基幹とした陸上自衛隊第2師団(師団長・友部薫陸将)の隊員約800名と90式戦車6両、99式自走りゅう弾砲3両を含む36両が大分港を出港。11月24日、帰還港として初めて留萌港を使用し無事に留萌港古丹浜埠頭に到着し、高橋定敏市長ら関係者や市民が見守った。
部隊を載せたフェリーは、津軽海峡フェリー(函館)所有の高速船「ナッチャンWorld」。今回初となる同港の使用は、災害時等の派遣で今後使用する可能性のある留萌港を事前に使用しようと実現した。2007年に続き2回目となる本訓練は長距離機動の即応性の向上などを目的に行われ十分に目的を達成し成功裏に終了した。 |
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雪月花 |
JMAS「日本地雷処理を支援する会」を10年前に設立した元陸将の土井義尚さんが今度は「四端の会」を立ち上げた。日本の海洋領土は陸地の11倍、この領土意識を高めるためのNPOの設立で東西南北に位置する端っこの島を再確認するということらしい。東端は南鳥島、西端は与那国島、南端は沖の鳥島、北端が択促島。択促島以外は誰でも行く事が出来る、お金と時間のある人は日本の四端に足を運んで国境線、領土を自分の目で確認すればこの国はけっこう広いという事が実感出来る、土井さんは「小原台クラブ会報」第36号で語っている。こんな時、東京都心から1千キロ、小笠原村の海上に新島が誕生するかもしれないニュースが入ってきた。1986年にも南硫黄島の近くに噴火が起きて新島が期待されたが波の侵食ですぐに消えてがっかりしたことだった、しかし今回は一週間ごとに成長が確認されており領土の拡大になりそうだ。内閣官房でもあきらかに日本の主権の及ぶ島だと言い期待を寄せており、日本海で横槍を突きつける隣国もここまでは固有の領土だとは言わないだろう。12月初旬には当初の約2・5倍の4万平方メートルに成長したと海保が発表した、新島誕生は間違いなさそうだ。 |
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