ハイチ派遣国際救援隊の第3次隊(隊長・佐々木俊哉1陸佐以下約330名=東北方主力)所属の3隊員が今年、新成人を迎えた。
首都ポルトープランスの宿営地内で、3隊員の20歳を祝う行事が行われ、佐々木隊長が「ハイチで仲間とともに成人を迎えたことを生涯忘れないよう、また、今後、部隊や仲間に恥ずることなく、より一層励むよう」訓示。引き続き、新成人を迎えた施設中隊第2小隊の松村隆寛(施設手)、中島正富(道路障害車操縦手)、熊谷拓磨(施設手)の各陸士長が派遣隊員を前に、新成人としての決意を力強く表明したあと、仲間からの祝福の胴上げや記念撮影などが順次行われた。
成人式終了後、松村士長は「自己の役割を十分に果たし、ハイチの早期復興に少しでも役立ちたい」、中島士長は「早く陸曹になるとともに重機の操作特技を取得し、職務の幅を広げたい」、熊谷士長は「国際貢献に参加したくて自衛隊に入ったので、一生の思い出となる成人式になった」とそれぞれの思いを語った。 |