第36回全自衛隊弓道大会(柚木秀一大会会長、全日本弓道連盟・防衛ホーム新聞社等後援)は12月7日、明治神宮至誠館第2弓道場に221人の選手が参加して盛大に行われた。 開会式では、昨年から全自弓道連合会会長に就任した渡部厚内局人事教育局長が挨拶、宇野精一博士の「其の争いや君子なり」の由来を紹介しながら、「ひとりの弓道人として社会人として責任と自覚を持って誇り高く生きて行こう」と述べた。つづいて稲葉至誠館館長の祝辞、柚木教士6段の矢渡し(介添え 遠藤幸一錬士6段、楠井康文錬士6段)などがあり16時まで団体戦と個人戦の熱戦を繰り広げた。なお、来年の第37回大会も同弓道場で12月6日に予定している。 成績は次のとおり。 〈団体戦A(的中制)〉▽優勝=浜松A▽準優勝=浜松C▽第3位=鹿屋A 〈同B(採点制)〉▽優勝=鹿屋A▽準優勝=浜松A▽第3位=防府北A 〈個人戦(各自8射の的中制)〉【称号受有者の部】▽優勝=鈴木裕史(浜松)▽準優勝=長澤喜代己(同)▽第3位=河村健太郎(防府北)【同参段以上の部】▽優勝=野村豊司(宇治)▽準優勝=鶴田育夫(鹿屋)▽第3位=福井正一(新田原)【同初・弐段の部】▽優勝=長山裕史(防大)▽準優勝=大野了平(同)▽第3位=鮭川健(入間)【同女子の部】▽優勝=門馬千絵(仙台)▽準優勝=福田由美子(島松A)▽第3位=大澤翠美(防大)【同隊友の部】▽優勝=佐藤至學(茨城)▽準優勝=稲葉健次郎(同)▽第3位=宮島武弥(埼玉)