座間曹友会(会長・倉橋曹長)主催の「ふれあいパーティ」が9月27日、米軍キャンプ座間ボーリング場などで開催された。 これは、神奈川県相模原市募集相談員の大瀧氏(エイコー産業(株)代表取締役)が発起人となって実現したもので、座間分屯地所属の男子隊員26人と横浜銀行の女性職員27人が参加した。 この日、ボーリングや懇親会を通じて、自衛隊に親しみ、相互に理解を深めた結果、数組のカップルも誕生した。 座間曹友会は「今後も市民との交流を深め、自衛隊に対する信頼獲得のため各種事業を行う」としている。
自衛隊体育学校(校長・鈴木義長陸将補)の坂本日登美2陸尉と真喜子3陸曹の姉妹が、10月11日から13日までの3日間にわたって東京・渋谷区の代々木第1体育館で開催された世界女子レスリング大会に出場、坂本2尉が51キロ級で通算6度目の優勝を果たし、また、妹の坂本3曹が48キロ級で銅メダルに輝いた。 対戦相手に1ポイントも許さず、4試合中3試合でフォール勝ちという圧倒的な強さを発揮、金メダルを手にした坂本2尉は、表彰式後、競技生活から引退することを正式に表明した。「生まれ育った日本で、しかも最後の大会で優勝できて本当に幸せです」と語る坂本2尉は「今後はロンドンオリンピックを目指す妹を心身ともに支えていく」と新たな目標に向け、闘志を漲らせている。
9月21日、藤崎宮秋の例大祭が行われ、第42普通科連隊副連隊長(西 一幸2陸佐)を会長とし、自衛隊有志(隊員・OB・隊員家族等)で組織する『颯爽会』が14回目の参加を果たした。飾り馬奉納48番の参加となった今年は、あいにくの空模様で、大粒の雨が降り注いだが、参加者は楽団のらっぱと太鼓の激しい音色で「ドーカイ!ドーカイ!」と元気ハツラツ、熊本の市街地を練り歩いた。 口取りは、他団体よりひと際大きい奉納馬「北皇子(きたのおうじ)」と一体となり、沿道の観客の注目を集め、団体名に恥じぬ颯爽とした走りを披露した。 また今回は、8月の異動で着任した第42普通科連隊長(櫻田博美1陸佐)と熊本地方協力本部長(川瀬昌俊1陸佐)が初参加し、見事な踊りを見せ、参加者と「心」を一つにし、祭りを大いに盛り上げ、爽やかな汗と笑顔を見せていた。 第42普通科連隊は、この良き伝統を継承するとともに、来年も多くの方々の参加を期待しつつ、次への目標へ誓いを新たにしていた。